今回は、50歳でセミリタイアするには貯金額はいくら必要なのか?について詳しくご紹介していきます。
以前は「脱サラ」が主流だった時代があったのですが、最近では『セミリタイア』という言葉を良く聞いたり、見かけたりしませんか?
『セミリタイア』という言葉は、『脱サラ』よりも自由快適でポジティブな印象を強く受けたりしますよね。
ちなみに、脱サラは、「サラリーマンを辞めて独立起業する」というようなイメージを抱き、セミリタイアは「自由・裕福・贅沢」というイメージがあります。
セミリタイアは、一部のお金持ちにしかできないような事なのか?
気になっている人もいるのではないでしょうか。
そこで今回、50歳でセミリタイアするには貯金額はいくら必要なのか?から、50歳でセミリタイアするメリットやデメリットなど少し深堀していきたいと思いますので、最後までしっかりとご覧ください。
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この記事で書かれている内容
「セミリタイア」ってどういう状態の事なの?
セミリタイアとは、「完全なリタイアではないが、それに近い生活」の事です。
会社を退職し、悠々自適な生活をイメージしながらも、必要に応じてパートや収入を得る為の在宅ワークなどをしながら生活するような状態でもあります。
フルタイムで働いていた頃とは違い、仕事量をグンと減らした生活の事と考えて下さい。
セミリタイアを望む人の多くが40代~50代で、物価の安い国外へ移住し、投資や在宅ワークで収入を得たり、それまでの貯金を切り崩しながらの生活をする場合もあります。
ネット環境さえ整っていれば、国内外どこでも同じ条件で収入を得るシステムも多くある現在では、退職するには早いと思われる40代~50代のセミリタイア組が多くなってきているように感じます。
パソコンに詳しくない人や、仕事をするには英語力の無い人であっても、1年に数回日本でバイトをしながら生活していく事も、十分可能な時代になっています。
しかしやはり、若い世代にセミリタイアを希望する人が多くなってきている理由は、クラウドソーシングサービスなどの普及で、在宅で収入を得る事ができるようなネットやITに強い人が多いという理由があります。
給料以外にも、収入を確保する事で、貯金していくスピードも上がり、だからこそ、50歳までいかなくてもセミリタイアをできる人がいるのも事実です。
というのも、アフィリエイト・転売・FX・せどり等の副業もサラリーマンの給料と同等の金額を稼げるビジネスになっているのも1つの要因でしょうね。
セミリタイアする時に必要な貯金額とは?
まず、セミリタイアした場合の月々の生活費は平均20万円で見積もってみましょう。
多ければ多い方が安心して生活できる事は確かですが、上を見ればキリがありませんから、ここでも20万円を予算として考えていきます。
セミリタイアで必要な資金というのは、『残り寿命×生活費』という計算式を用います。
年間240万円は必要になるという事なので、80歳まで生きる事を想定すると、最低でも7200万円貯金が必要になります。
しかし、もう少し余裕のある生活をあなたが望むのであれば、さらに貯金を増やしておくか、収入源を確保しておく必要があります。
また、セミリタイアした時に不労収入があった場合、『寿命×(生活費-収入)』となりますので、収入が多い人ほど貯金額は少なくてもいい事になります。
あくまでも「リタイア」に近い形を望むわけですから、実働時間は出来るだけ少なく、収入はそれなりに…という状況を作ることができれば、最善だと言えます。
50代でセミリタイアするには?
50歳の人がセミリタイアする時には、生活費を毎月20万円必要だと想定すると、80歳まで生きる為に7200万円の貯金が必要だと前述しました。
しかしこれは、セミリタイアを希望する人の生活スタイルや条件などでかなり差が出てくるものです。
また、生活費の中でも
- 子供の人数・年齢
- 住宅ローンの有無
- 独身か既婚か
など、さまざまな条件で変動してきます。
子供がこれから高校や大学入学を控えている人であれば、その歳でセミリタイアを行うには早すぎますよね。
住宅ローンが多く残っている場合にも、現在と同じだけの収入が無ければ難しいように感じます。
具体的な数字として、7200万円以上の貯金があるか、または毎月10万円程度の収入があれば、3000万円ほどの貯金で50歳からセミリタイアも可能だと言えるでしょう。
50歳でセミリタイアすべき?メリット・デメリットについて
セミリタイアをする人には、さまざまなパターンの中でメリット・デメリットが存在するようです。
セミリタイアを決める前に、その一例を見ていきましょう!
メリット
自由な時間が増える!
セミリタイアを希望する人の多くが期待する「自由な時間」。
フルタイム勤務では叶わなかった自由な時間が自在に確保できる事は、やはりどんな環境の人であっても憧れるのではないでしょうか?
定時刻の労働だけでなく、早出・残業などが無くなり、会社都合の転勤や部署移動などに混乱することもなくなります。
また、そういった事を断ることで人間関係や立場が悪くなる事の心配などもなくなりますよね。
人間関係で悩むこともない!
社会に出て働く人にとって、ダントツに多い悩みが「人間関係」です。
特に上司は選ぶことができないだけに、相手によってはストレスの対象となることもありますよね。
そういった人間関係で悩み人にとっては、セミリタイアによって人間関係の苦悩から解放される事は大きなメリットであると言えます。
セクハラ・モラハラ・パワハラ…など、さまざまなハラスメントで悩み、精神を病むくらいであれば、早めのリタイアは今後の人生においても有意義な時間が増えると考えられています。
辛い通勤時間もなくなる!
セミリタイアで、無職になった場合や在宅での仕事を選んだ場合には、長時間の通勤や満員電車から解放されることも大きなメリットの一つですね。
始業時間に間に合うように早起きをすることも、満員電車に揉まれることも、痴漢冤罪を避ける為の対策や、痴漢に遭わないかと恐れる必要もほぼなくなります。
通勤自体がストレスになっている方も多いでしょうから、こういったメリットもセミリタイアを考える上では重要になってきますね。
デメリット
収入がない、または安定しない
セミリタイアを選ぶ人の多くは収入を失う事になります。
また、在宅などの仕事を選択した場合、就労規則を守りさえすればよかったサラリーマン時代と比べ、完全歩合制になり収入が極端に少なくなってしまう事も…。
いくら自由に過ごせるから、好きなことで収入を得られるから、と言っても、これまでの収入がグンと減ることがストレスになったり、不安を感じる人もいるはずです。
社会から置いてけぼりに、または信用を失う事も
企業に勤める事だけで、社会的信用を得られている現在と違い、賃貸契約の難しさやクレジットカードなどを作ることが難しくなったりというデメリットも。
表向きには無職とだけ捉えられることがほとんどですので、そういった意味では社会的に信用されない状況になることも…。
他人とのコミュニケーション不足になりがち
これまでは、嫌でも仕事を通して他人とのコミュニケーションが取れていたはずですが、無職になったり在宅を選択することでそれも難しくなります。
仕事という共通の話題がなくなったり、愚痴を共有することもなくなりますし、他人との接点がグッと減ることに不安を感じる人もいます。
50歳からのセミリタイアを望む人が注意すべき4つの事
メリットやデメリットを紹介しましたが、それではセミリタイアを希望する人はどんなことに注意しなければいけないのでしょうか。
例えば、会社に正社員として勤めていた場合、定年前に退職となると納付予定であった年金の支払いも出てきます。
また、年金額が減ってしまう事もあります。
また、再就職を希望するにしても、50歳を超えてからでは希望通りの仕事に就けなかったり、納得のいくポジションを与えられなかったり、といった可能性もあります。
ここでは、それ以外にもいくつか注意しておきたい事についてご説明していきます。
セミリタイアに向いているタイプか?よく考える
そもそも、常に忙しくしていたい人、退職後にやりたい事が特別ない、という人はセミリタイアするべきでないかもしれません。
忙しく過ごす中で、「早期退職して、自由に過ごしたい」と焦る気持ちでセミリタイアを選択しても、のんびりと過ごす事ができたのは初めだけ。
そのうち、「なにをすればいいのかわからない」と、退屈を感じたり不安な気持ちを抱える人も中にはいます。
準備する事は貯金だけじゃない?!
セミリタイアするのに貯金はとても大事なのですが、それ以外でも準備が必要な事もたくさんあるのはご存知ですか?
まず、仕事一筋で生きてきた人ほど退職後に虚無感を感じる人が多いようです。
仕事に打ち込んできた思いを、その分何かに打ち込める事ができるのであればいいですが、それが見つけられない方はセミリタイアライフを楽しめなくなってしまいます。
持て余した時間は、「自分は社会に必要ないのでは?」という思いを膨らませてしまい、セミリタイアしたのにも関わらず再度職探しに励むパターンの人もいます。
セミリタイア=終わり
ではなく、これまでと変わらない熱量を注げる何かがあるのか?計画や目標をしっかりと立てていく必要があります。
なので、日本一周をする、趣味を仕事にできるようにする、などセミリタイアライフをエンジョイできるように考えておきましょう!
セミリタイア後に職業を聞かれたらどうすればいいの?
もう1つ注意して考えておきたいのが、知人や親せきから職業を聞かれた場合の対処法です。
「身内なら分かってくれる!」と思うのは大きな勘違いですよ。
仕事することがあたりまえ、という気持ちの人が多い日本では、セミリタイアを選択する人に厳しい環境であると思います。
「今何をしているんですか?」と質問をされる事も増えると思いますが、「働くことが当たり前」だとする人の反感を買わないよう注意したいですよね。
貯金を切り崩すだけでいいのか?
先ほど、50歳でセミリタイアする場合、どれだけの貯金額が必要かお伝えしました。
悠々自適なセミリタイアを望む以上、その貯金が希望額を上回っていたとしても安心はできません。
その理由の一つは、貯金を切り崩していくだけの生活は、減り続ける貯金額との戦いになるからだと言われています。
今まで仕事一筋でやってきた人は特に、収入がない状態で貯金を切り崩す事は、精神的にも苦しい状況に陥ってしまいます。
貯金が減ってくるのを見て、急な出費にアタフタしたり、このままだと生きていけなくなるのでは…と不安を感じてしまうかもしれません。
また、ライティングスキルを身に着けておけば、在宅ワークの幅が増えるので、オススメです。
セミリタイア後の生活を裕福にするためには?
上記では必要な貯金額や、家族構成、生活環境などにより必要額が大きく異なる事をご紹介してきました。
そう考えると、貯金を切り崩すだけのセミリタイアではなく、
- 資産運用
- クラウドソーシングを利用した在宅ワークなど
収入源を確保しておく方が安全であり、安心して第二の人生を送れます。
資産運用などに取り組もうと思えばまずそれに対する資金が必要になり、上手くやらなければ失敗してしまうリスクなども出てきます。
そう考えると、セミリタイアできるのはいつ…?
結局定年まで働かなければいけない?
なんて事にもなるかもしれません。
そのため、在宅ワークなどで副業をしてこれまでよりも作業時間を減らした上で収入源を確保しておくほうが現実的と言えるでしょう。
今はネット社会になり、PCがあれば自分でできる在宅ワークは格段に増えています。
その中でも初心者の方でも取り組みやすいと話題の稼ぎ方についてご紹介していきます。
自宅で稼げる「アフィリエイト」とは?
アフィリエイトは、いわばネットビジネスの登竜門的な存在にあります。
自分でテーマを決めたサイト(ブログ)を立ち上げてそこに関連する記事を入れていきます。
その記事に広告を掲載して、読んだ人が広告の商品に興味を持ってくれて、商品を購入してくれた場合に自分に報酬が入ってくるシステムです。
サイトを作るなんて自分には無理!と、PCに詳しくない方はためらってしまうかもしれませんね。
ですが、ネットを見るとたくさんの情報が出ている他、教材なども多数あるため、主婦の方やサラリーマンの方の副業でも簡単に取り組めると注目を集めています。
アフィリエイトで稼ぐために必要な事とは?
アフィリエイトで収入源を確保しようとするのであれば、まず「PC」が必要になります。
インターネットが使えて文字入力ができるようなノートPCが1台あれば、あとはネット上でサイトを開設するための手続きを行い、サイトに記事を書いていくという手順です。
サイトを開設するための費用も、初期費用や年間の利用費などあわせて、1年分で1万円前後です。
それだけが用意できれば、あとは1日1~2時間を作業に充てて記事を書いていけば、数ヵ月後には毎月収入を得られる収入源になる可能性があるのです。
作業時間が少なくて済む事や、移住してのんびりした生活を送る場合にも電源・通信環境さえあれば取り組める事を考えると、セミリタイアを考えている人にとっても取り組みやすいネットビジネスだと言えます。
アフィリエイトでセミリタイア生活は裕福になる?
アフィリエイトを始めた直後は、ノウハウが少ない事や記事数が少ない事から数か月間あまり収益が上がらない可能性があります。
しかし、3ヶ月~半年、さらに1年と、長く努力を続ける事ができれば十分に収入を得る事ができます。
最初は数千円だった収益が、数十万円、数百万円に増えている人も実際にいらっしゃいます。
頑張れば頑張った分収入になる上に、ブログサイトがインターネット上にあり続ける限り広告の商品を購入してもらえる可能性があるのも魅力です。
数ヵ月かけて十分に収益の上がるサイトを構築したら、あとは少しメンテナンスを行うだけで収入を生み続けてくれるのです。
セミリタイア生活にはうってつけの不労収入となる可能性があるという事になりますね。
初期費用も高額ではありませんし、やってみて損は無いと思います!
これからのセミリタイア生活をより豊かにしたいという方は是非チャレンジしてみてくださいね!
手取り給料が月に10万増えたら、かなりの貯金するスピードも変わってきますよね。
そこで、セミリタイアするための貯金を作るための秘訣を公開していますので、気になる方は参加してみて下さいね。
『50歳 セミリタイア 貯金額』まとめ
今回は「50歳でセミリタイアは貯金額いくら必要?」についてお届けしましたが、いかがでしたか?
50歳からのセミリタイアは、平均寿命を考えるとあと30年も生活していくだけのお金が必要という事は忘れてはならないですね。
そこで今回のおさらいをしていきます。
- 貯金だけで生活するなら7000万円以上必要!
- 生活費(月20万円)を補う収入があると有利!
- 資産運用やクラウドソーシングなどの収入源を確保すべき!
- セミリタイア後にしたい事をあらかじめ考えておく!
になります。
様々な角度から「自分の場合」をよく考えて、計画的にプランを練って、セミリタイアライフを楽しんでいきましょう!