今回は、アドセンスの貼り方が簡単になるオススメのワードプレスプラグイン「Quick Adsense」の使い方・設定方法について詳しくご紹介していきます。
アドセンスの審査に通過して、いよいよアドセンス広告を掲載しようと思った時に、毎回コードを入れていては結構面倒だったりしませんか?
コードのコピペを毎回していると、時々間違えてしまい、訳わからなくなってしまったりする事も多いのでは?
また、意外に広告コード入れも地味に時間が掛かるんですよね。
そこで今回は、初めに設定さえしちゃえば、あとは自動で広告を各記事に表示してくれるワードプレスプラグイン「Quick Adsense」の使い方・設定方法について解説していきますので、最後までしっかりとご覧ください。
この記事で書かれている内容
効果的なアドセンス広告のおすすめの配置とは?
ブログでのアドセンス広告の効果的な配置は、以下4つが主流になります。
- 記事上
- 冒頭文下
- 記事中
- 記事下
中でも特に、記事の最後の方に掲載した方がクリック率が高い傾向にあります。
記事の内容を読む前にクリックする人・記事の内容を読んだ後にわざわざページトップに戻る人は少ないですからね。
と言っても、それは記事が最後まで読まれた場合の話です。
もし途中で読むのを辞められてしまっては、最後にある広告は見られることすらありません。
そのため、ブログ(サイト)によって番クリック率がいい配置は異なってきたりします。
アドセンス広告は以前まで1記事3か所までと決まりがありましたが、現在は無制限になっています。
ただ、広告だらけのブログ(サイト)は見たくないですよね?
だからこそ“適度”を見極めて、必要な箇所に確実に配置していく必要があるというわけです。
Googleアナリティクスでサイトの解析を!
Googleアナリティクスとは、Googleが提供しているアクセス解析ツールです。
Analytics(アナリティクス)とは「分析論」を意味しており、「サイト訪問者の数」「1ページ当たりの訪問数」「どこからやってきたのか」など、サイトへのアクセスに関するさまざまなデータについて詳しく分析する事ができます。
このGoogleアナリティクスで、記事のどこまでが読まれているのかも確かめる事ができるようになります。
ご自身のサイトが、ユーザーからどう見られているのかというのを知る事ができますので、しっかりと分析をしましょう。
広告の配置場所など、何を改善するべきなのかを考えていく事で収益アップにつながる可能性は大きいです。
まだ解析ツールを利用していない人は今すぐにでも利用してみてくださいね。
アドセンスの貼り方!おすすめのワードプレスプラグイン「Quick Adsense」とは
アドセンス広告を記事に貼ろうと思うと、結構面倒な作業が必要になります。
テンプレートのPHPファイルを編集して1ページごとにアドセンス広告を掲載したり、毎回記事に自動挿入させるためにコードを利用した設定をしたり…という工程になります。
慣れている人にとっては何てことない作業かもしれませんが、結構面倒だったり、アドセンスコードをコピペミスしてしまうと表示されないなんて事態も起きてしまいます。
そんな手間をミスをなくせるのが、今回ご紹介するプラグイン「Quick Adsense」です。
ワードプレスプラグイン「Quick Adsense」とは?
「Quick Adsense」とは、ブログに掲載するアドセンス広告の挿入や位置設定を簡単に行えるプラグインです。
「Quick Adsense」 では、記事の上や記事の下、見出しの上などに自動でアドセンスを表示したり、記事中にショートコードを入れて、そこにアドセンスを表示することができます。
ショートコードを挿入した場所に広告が表示されるので、どこに表示させたいのか思ったままに配置できるのも嬉しいメリットです。
これなら知識は必要ありませんし、作業の時短にもつながってきます。
「Quick Adsense」のメリット
- 記事中に自由に広告を貼ることが可能になる(サイドバーにも入れられる)
- WordPressのテンプレート(php ファイル)を設定する必要がないため、ミスしてテンプレートが壊れることがない
- 細かい指定が「Quick Adsense」を使用することで可能になる
初心者の方にはメリットがたくさんです。
特に嬉しいのは3つ目の項目です!
1記事毎に設定をしなければならないとなれば面倒ですが、クイックアドセンスを使用すれば全体を通して設定を行う事ができます。
例えばアドセンス広告の規約に違反しそうな場合は広告を表示させない、それ以外の記事に広告を表示させるといった、設定も可能です。
「Quick Adsense」のデメリット
- 以前、正しく動作しない不具合があった
- プラグイン多用で重くなる可能性がある
以前、Quick Adsenseのプラグインを2.1に更新すると、Wordpressの管理画面(ダッシュボード)にログインできないなどのトラブルが起きた事があったようです。
その後2.2に更新をしてからは問題がないようですのでご安心くださいね。
また、たくさんのプラグインを利用するとワードプレスが重くなる原因となる可能性があります。
Quick Adsenseはいらないプラグインを削除してでも優先的に入れていただきたいプラグインではありますが、もし上手く動作しないような状況になれば外してください。
プラグイン「Quick Adsense」使い方・設定手順
では、プラグイン「Quick Adsense」を利用するためにインストール・設定をしていきましょう。
設定の項目では、
- 表示する広告のコードを登録する
- 1ページに表示させる広告数を決める
- 1記事の中のどこに広告を表示させるのか設定する
- 実際に記事に広告コードを挿入できるボタンを設置する
この4つの項目を設定していきたいと思います。
1つ1つの設定の作業工程は多くありませんので割とすぐ終わると思いますので安心してくださいね。
ではまずは「Quick Adsense」をインストールしましょう。
インストール
- WordPressの管理画面で「プラグイン」を選択
- 「新規追加」を選択
- 「プラグインを追加」のテキストボックスに「Quick Adsense」と入力し検索
- 「今すぐインストール」をクリック
- 「プラグインを有効化」をクリック
以上でインストールは完了です。
プラグインのインストールは毎回同じ手順となるので、始めてやった!という人は是非覚えておきましょう。
QUICK ADSENSE の設定
次に設定を行っていきましょう!
設定画面の開き方は、
- ワードプレスの左メニューの「設定」をクリック
- 「Quick Adsense」をクリック
すると、「Quick Adsense」の設定画面が表示されます。
この画面で設定を行っていくので設定が必要な項目を見ていきましょう!
広告コードを登録する
「Adsense Codes」の項目の中にある、
- 「Ads1 :」
- 「Ads2 :」
- 「Ads3 :」
のテキストエリアにそれぞれ取得した広告コードを貼り付けていきましょう。
3か所に貼り付けができたら広告コードの保存は完了です。
1記事に表示させる広告数を設定する
まず、「Options」の項目の中にある、「Adsense :」で「3」を選択します。
これが記事中に表示するアドセンスの数になります。
もし3箇所以上表示したい場合は、その数字を選んでください!
アドセンスの表示を一時的に非表示にしたい場合は、「0」を選ぶことで、広告を非表示にすることができます。
moreタグの後・記事中・記事下に表示させる設定
次にそれぞれ保存した広告コードをどこに表示させるのかを設定します。
今回は、
- 「Ads1 :」→moreタグの後
- 「Ads2 :」→記事中
- 「Ads3 :」→記事下
にそれぞれを設定していきます。
この表示位置は、PCで見た場合でもスマホで見た場合でも適切に表示される場所とされているのでオススメです!
どこにしたら良いのかわからないという方はまず最初はこの3箇所に設定してみてくださいね!
「Position :」の項目の左のチェックボックスにチェックを付けて、「Ads1 :」などの番号を選択する事で設定ができます。
- 「to End of Post」:記事本文の最後
- 「right after the <!–more–> tag」:moreタグの後
- 「to Middle of Post」:記事本文の真ん中
- 「to Beginning of Post」:記事本文の最初
- 「right before the last Paragraph」:最後の段落の前
- 「After Paragraph 」:指定した段落の後
- 「After Image 」:指定した画像の後
オススメは青字の4つです。
下から3つの項目は、意図した箇所に広告を表示することが難しいので、基本的には上4つの項目から選択するのがオススメです!
なので今回は…
- 「right after the <!–more–> tag」の隣の項目→「Ads1 :」
- 「to Middle of Post」の隣の項目→「Ads2 :」
- 「to End of Post」の隣の項目→「Ads3 :」
という選択になります。
広告表示ページの選択
「Appearance :」の項目で広告を表示したいページを選択する事が可能です!
通常は「投稿」にチェックしておけば、投稿した記事に表示されるのでOKです。
- 「固定ページ」
- 「カテゴリー」
- 「アーカイブ」
- 「タグ」
これらのページにもアドセンスを表示したい場合は適時チェックを入れましょう。
ただ、コンテンツ不足でアドセンス広告を表示するのに不適切な場合がありますので、あまりオススメはしません!
ショートコード挿入ボタンを使えるようにする設定
Quicktag :の項目で「Show Quicktag Buttons on the HTML Edit Post SubPanel 」の左にあるチェックを入れます。
そうすると、記事を入力するときにテキストタブにすると、「Ads1」「Ads2」「Ads3」のボタンが表示され、そのボタンをクリックするだけでショートコードを挿入する事ができるようになります。
他にもショートコードをコピーしてメモなどに保管をしておいて、ビジュアルモードに直接貼り付けをしても広告の挿入が可能です!
使いやすい方で利用すればOKですよ!
以上の設定を行ったら、ページ下にある「変更を保存」を押して終了です。
『アドセンス 貼り方 プラグイン Quick Adsense』まとめ
今回は、アドセンスの貼り方が簡単になるおすすめのワードプレスプラグイン「Quick Adsense」の使い方・設定方法について詳しくご紹介してきました。
設定も英語なので少し難しく感じるかもしれませんが、それほど工程は多くありませんでしたよね。
しっかりと設定できましたか?
この設定を行っておくと、後に記事に実際に広告を貼り付けたい時にとってもラクです。
アドセンスを行っていく以上、記事を作成するたびに必要になる作業なので簡単な方がいいですよね。
このプラグインがあればかなり作業時間短縮に繋がりますし、初心者の方でも間違った操作をしてしまって慌てるといった心配がなくなりますので、是非取り入れてみてくださいね!