今回は、目標長続きしない人の特徴について詳しくご説明していきます。
「ダイエットを成功させる!」「貯金を頑張る!」「副業に挑戦する!」など、大きな目標を立ててみたのはいいけれど、全然長続きしない…。
それには、ちゃんとした理由がいくつかあるんです。
目標を立てた時は、ちゃんとやり遂げるつもりで計画を立てたはずなのに、結局諦めてしまう…とお悩みの人のために、長続きしない人の特徴や傾向をまとめてみました。
ダイエットや貯金など以外にも、仕事や家族関係などにも置き換えてみると、目標が長続きしない事が理由で挫折感を味わっている方も少なくありません。
この悩みを持つ多くの人が、この特徴のどこかに必ず当てはまるのではないでしょうか。
そんな今回は、目標が長続きしない人の特徴や改善策・三日坊主で終わらないためのコツなどについてもご紹介していきますので、最後までしっかりとご覧ください。
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この記事で書かれている内容
あなたは目標が長続きするタイプ?!
何か新しい事を始めようとしたとき、または区切りをつける為に、目標を立てる人も少なくないと思います。
とか、その日の目標やずっと先の目標を掲げて頑張っている人が多いはずです。
しかし、あなたは自分で目標を立てて、そこに向かう意志や行動が長続きしていると感じていますか?
仕事だけのことではありません。
ダイエットや試験勉強、禁煙などもほとんどの人が目標を立てて達成しようと努力しますが、その気持ちを長続きさせる自信がありますか?
1ヵ月間炭水化物を抜く…、毎日3時間みっちり勉強する…、まずは1ヵ月タバコを辞める…など、自分でルールを決めて目標を立ててみたのはいいものの、多くの人が途中で投げ出してしまったり、挫折してしまった経験があるはずです。
三日坊主という言葉をご存知の方が多いように、そもそも「目標を立てる」ということは「非現実的に近いことを目指す」ところがあると思うのですが、毎日の生活にプラスして負担していくのですから、2~3日続けたところで諦めてしまう事が多いのも当然と言えます。
しかし、もしも目標を長続きさせることができたら、きっと周りとは大差をつけて結果を生み出すことに繋がりますよね。
「三日坊主」とは?
飽きっぽくて、物事が三日と続かない人のことを「三日坊主(みっかぼうず)」と言ったりします。
三日というのはあくまでも例えなので、1~2週間程度で辞めてしまった場合にもよく使われる言葉ですよね。
昔、お坊さんになろうとして三日で諦めてしまった人がいたことから、そのような人を三日坊主というようになったと言われています。(諸説あり)
目標を立てる事・始める事は簡単なのですが、続ける事の難しさは誰もが感じるところではないでしょうか。
日記などがいい例ですよね。
新しい日記帳を購入し、「今年こそ毎日書くぞ!」と決めても1週間程度で飽きてしまったり…。
しかし、「どうせ三日坊主なんだから」などと悲観せず、チャレンジすることは非常に大事です。
その上で、どうしたら長続きできるのかを工夫していけると良いですよね。
大抵三日坊主で終わってしまう事は、やっても、やらなくてもいい事が多いですよね。
そうなんですよ、やらなくてもいいんですよ。
やらなくても、特に自分に何か起きるわけでも、逆にやる事がなくなってストレスがなくなります。
良い事だらけなんですよね。
何かを始める際は、始める前に何かを始めるストレスを乗り越えるよう腹をくくる事が大事ですね。
目標が長続きしない人の5つの特徴と改善策とは?
目標が長続きしない事にも様々な要因が考えられます。
特に多い5つの特徴を挙げてみますので、自分がどれに当てはまるのか、そしてその改善策としてオススメされていることをよく見てみてください。
明確なゴールが示されていない
まず一番多いのが、目標を立ててもその内容があまりにも曖昧であるパターンです。
「目指せ-5キロ」「100万円貯金する」など…。
一体いつまでに達成したいのかもハッキリしないうえに、理由も曖昧なので「今度から…」という気持ちに繋がりかねません。
ダイエットにしても貯金にしても、どんな風になりたいのか、何のために行うのかをしっかり認識して取り組むと良いとされています。
貯金の場合、「新車を購入する為、1年以内に頭金として100万円貯金する」といった風に具体的な目標を立てた方が、先のビジョンが見えてきます。
期限を設定することで、大体毎月どれくらいの貯金額を保てばいいのかもハッキリしてきますし、それに向けて仕事を頑張ろうという気持ちにも繋がりますよ。
意志をコントロールできない
2つ目の理由として、自分自身をコントロールできていない人が多いようです。
目標というのは非現実的に近い行動を目指すことと前述しましたが、1日が24時間しかない中でプラス「何か」をしなければいけません。
しかし、どこでその時間を作っていくのか、となった時に、極力無駄な時間を省いていくことになります。
ダイエットの為のジョギングであったり、貯金のための副業であったり、禁煙する為の運動かもしれません。
それを日々行う為に、普段スマホでゲームをしている時間やドラマを観ている時間など、いつも自分が自由に使っているはずの時間をそこに当てないといけない人もいるでしょう。
そうなると、「せっかくの休みくらい…」と、欲に負けてしまいついつい普段通りになり、目標がないがしろになってしまう事が多いように思います。
こういう場合は、さらに目標を達成したい期間を短く、ハードルも低く設定してみましょう。
1ヵ月間毎日30分ジョギングする、ではなく「1週間毎日15分ジョギングする」に変えてみたり、3ヵ月禁煙する、ではなく「まずは1ヵ月禁煙してみる」とあえて優しい設定にして短期間の目標にしてしまいます。
ただし、曖昧な目標は意味がないということも前述しましたので、いつまでにどんな風になるために何をするのか(しないのか)ハッキリと決めてしまいましょう!
そのゴールまでの道のりが見えないからこそ、日々やっているうちに人は目標すらも見失ってしまうのかもしれません。
長期的目標までの道のりを見出すには、短期的目標を期間を設けて、たくさん作っていきましょう。
次第に、長期的目標までの道のりが見えてくる事でしょう。
ご褒美がない
目標を立てる前提として、自分に何等かのメリットがあると思うから頑張ろうと奮起するわけですが、このメリットが感じられなくなった時、つい諦めてしまう人も多いはず。
見返りを求めているわけじゃないと思ってはいても、人間の脳では報酬が得られることでドーパミンという快感物質が放出されるので、これを利用することで目標が長続きすることに繋がります。
先ほど短く簡単な目標を立てましょう、と記述しましたが、そうでなくても目標の中でも小さな目標を立てて、達成できたごとに自分にご褒美を与える事で「ご褒美のために頑張ろう」と自然と考えられるようになります。
「動物的で嫌だ」「でも自分で作った目標でしょ?」などと考える人もいるかもしれませんが、せっかく脳がそのように作られているのですから、これを利用しない手はありません。
例えば「今日も1日タバコを吸わずに居られたから、ワンランク上のビールを飲もう!」とか「ダイエット仲間と報告しあって、互いに褒めあおう」など、小さなことで構いません。
自分にとっての小さなご褒美を積み重ねていくと、気が付いたら大きな目標に近づいているかもしれませんよ。
責任感がない
四つ目に「責任感を持っていますか?」ということです。
小さな目標すら達成できない人をよく見ていると、なんだか他人や他の物のせいにして諦めてしまう人が多いように感じます。
自分で自分ルールを決める、というのはすごく簡単なことです。
では実際に目標に向かう中で誰かのせいにしてしまったり、何か嫌なことがあるからと、ルールを守らなかったのか自分なのに責任転嫁してしまう人はいませんか?
仕事が長続きしない人で例えると、「〇〇さんが~だから嫌だ」などといって仕事のやる気を失ってしまったり…。
こういう言い訳をつけて目標を諦めてしまうと、結局手元に残るのは「悔しい思い」だけになってしまいます。
次の目標を見出そうにも「どうせ~なんだから」というネガティブな考えも付きまとってしまいます。
あくまでも「自分の意志で始めて、自分の意志で終わらせた(達成した)」という気持ちが大切なので、ます『他人のせいにしない』という責任感持つことを自覚するといい方向に向かいますよ。
ルーティンをタスク化していない
最後に、簡単な事なのに、見落としがちな「タスク化する」という事です。
毎日同じことの繰り返しであっても、タスク化して分析してみると「今やるべきこと」「今日中にしなければいけないこと」が自然と見えてきます。
例えば1週間でトータル10時間トレーニングするという自分ルールを作っても、今日するべき内容を定めておかなければ、「明日、今日の分もやってしまおう」とついつい怠けた気持ちが出てきてしまいます。
それよりは、日々の内容を細かくタスク化し「今日1時間半トレーニングする」と決めたとして、「1時間半のところを2時間こなした!」と感じられた方が達成感が増す気がしませんか?
逆に達成できなかった時、明確に「できなかったこと」が見えてきますので、次の目標の目安にもなります。
タスク化することで、目標を達成するためになにをするべきなのか、何を省くのかがハッキリとわかるので、慣れるまでは特にリストアップしておくといいかもしれませんね!
目標をタスク化する事は非常に重要です。
ルーティンのタスク化をする事で、業務効率なども非常に上がるので、あなたも是非取り入れてみて下さいね。
目標を長続きさせるコツはある?
長続きしない人の特徴と改善策を前述しましたが、ここではさらに続けていくためのコツをいくつかご紹介したいと思います。
どうしてもしなければいけないという環境を作る!
ある意味で、自分を追い込む環境を作り上げてしまいましょう。
社会との関わりや家族との共同生活で、なかなか自分だけの時間やペースを保ち続けるというのは非常に難しいのが現状です。
自分だけのルールのために、周りをないがしろにするというのは、時に身勝手に写ったり信用を失いかねませんよね。
しかし、そこを優先していると結局は「できない環境」が整ってしまって、例えば「誰かのせいにして辞めてしまう」ことになります。
そこで、目標に対して「どうしてもしなければいけない状況」を作ってしまいましょう、という事です。
例えば、ダイエット中であれば「30分ウォーキングしないとテレビが観れない」とか、トレーニング仲間を作って報告会をする、などといった場を設けるなどです。
当たり前にこなしていく為に、強制できる自分ルールを作ってしまいましょう。
始めは窮屈に感じるかもしれませんが、習慣化することでそのうち自然に行えるようになります。
私も何かを始める時などまずは環境作りに1番に取り組みます。
環境が作れれば、必然と習慣化も身につきやすいので、環境づくりにあなたも力を入れてみて下さいね。
明確な目標でメリットを理解する!
目標を立てる時には、やる気スイッチがONになっているときだと思いますが、これをONのままで居続ける為に、繰り返しになりますが「なんのために」頑張っていくのかを明確にする必要があります。
例えばダイエットの場合、ざっくりと5キロ痩せるといった目標ではなく「夏に向けてダイエットする」として、成功した時のご褒美やイメージも明確に決めてしまいます。
「5キロ痩せたら憧れのブランドのビキニを着て旅行に行く」などです。
憧れのブランドのビキニが購入できることも、旅行に行くことも自分にとってのご褒美だと考え、それに向かって努力できるようにしてみましょう。
明確な目標は、それを達成した時に自分がどうなっているのか・なりたいのかというビジョンまで展開させることができるので、長期的なやる気の源になります。
客観的に自分を見る!
ここでの目標はあくまでも自分が決めたものですので、それを達成した時のメリット(ご褒美)も、失敗した時のデメリットも、ほとんどが自分一人だけのものですよね。
となると、できなかったからと言って責められることもなければ、迷惑を被る人もほぼいないという事になるので、ますます長続きしない原因になってしまいます。
そこで「自分を第三者の視点で見つめてみよう」という事です。
客観的に見てみるとなぜ自分が諦めようとしているのか、なぜ今日のタスクを済ませられなかったのかなどがわかるようになります。
三日坊主になってしまう原因がわかると、ではどうしようかという改善策や対処法を見出すことができます。
いくら自分ルールだからと言っても、諦めてしまうことや挫折することへの罪悪感を感じることがあると思います。
しかし、客観視してみることで原因を把握でき、罪悪感があるうちに「もう1回頑張ってみよう」という気持ちに繋がっていきます。
これは非常に大切な事で、今回の件以外にもこういう機会は度々設けた方がいいですね。
私は自分で会社をやっているため、誰も叱ってくれないので、こういう機会は色々な機会に設けています。
まとめ
本記事では、目標が長続きしない人の特徴などをまとめてみましたが、いかがでしたか?
「継続は力なり」という言葉があるように、何事も長続きさせることが成功の秘訣となりますが、三日坊主を恐れてチャレンジしないことはもっと勿体ないことです。
この記事を読んでいただいているという事は、「目標が長続きしていない」という問題に気付けている、ということですよね。
長続きさせる為に、失敗を繰り返さないように、失敗から学んでいくことも大事です。
一度途切れてしまっても、諦めずに改善点を探って再度チャレンジしてみましょう。
繰り返すうちに自然と身についていくことができて、気が付いたら大きな目標にぐんと近づいているかもしれませんよ。
目標が長続きしない、三日坊主にならないためのコツなどを理解して、小さな目標・自分へのご褒美などを忘れずにチャレンジしていけたらいいですよね。