今回は、ブラック企業を辞められないと悩んでいる方へ辞める方法や事前に必要な準備についてご紹介していきます。
ブラック企業はニュースなどでも良く見かけますが、今でも苦しんでいる方は多いのではないでしょうか?
そもそも何をブラック企業というのか?というと、判断は正直難しいところ。
一社員である自分が何を言っても…と諦めている方も多いはず。
そこで今回は、『そんな会社を辞めたい!でも辞められない…』と悩んでいる方へ、辞めるにはどうすれば良いのか?についてお届けしていきます。
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この記事で書かれている内容
ブラック企業の判断基準とは?あなたの会社はブラック企業?
冒頭でも述べた通り、ブラック企業とは何をもって判断すれば良いのか?
法律に違反しているような会社はもちろんブラック企業と言えますが、それ以外に些細な事を挙げ始めると結構たくさん思い当たる事があるのでしょうか。
中には、色々な会社に勤めた経験がなく、「これが当たり前」と思って生活している人もいるかもしれません。
ひょっとしたらあなたが強いられているハードな仕事も、はたから見るとブラック企業の域に踏み込んでいる可能性があるのです。
ブラック企業に多い特徴をまとめてみましたのでチェックしてみてください。
ブラック企業の判断基準 7項目
- 長時間労働(月45時間以上の残業など)
- 年間100日以下の休日
- 働きと報酬が比例していない
- 残業代が払われていない
- 従業員の入れ替わりが激しい
- 上司には逆らえない・意見が言えない
- パワハラ・セクハラ
もしどれか1つでも当てはまるようであれば、それはブラック企業の危険信号と言えるかもしれません。
さらに、それに対し、あなたが不満を持っていて、上司に掛け合う事すら許されないのであればなおさらです。
クリーンな会社で働けば高く評価されるべき事も、今では当たり前とされ評価されていない可能性だってあります。
そんな所で働き続けるなんて、時間が勿体ないと私は思います。
今の生活を変えたいと考えている人は、自分で行動を起こすべきではないでしょうか?
ブラック企業は自分にとってプラスにならない
ブラック企業にいる限り、どんなに仕事に関するスキルを身につけても結果的に自分にとってプラスになる事はありません。
仕事をする上で、スキルを身につけて評価される事に喜びややりがいを感じられる事がとても重要であるのに、その幸福を得られません。
さらに、残業代も出ないとなれば、会社のためにどんなに尽力しても収入の見返りさえなくなってしまいます。
と思った事はありませんか?
そう思った事があるのであれば、それを行動に起こした方がいいと思います。
頑張ればいつか状況が変わるかもしれないと望みをかける方もいるかもしれませんが、頑張りすぎは心も体も病気になってしまいます。
会社が人を選ぶ時代はとっくに終わり、今は人が会社を選ぶ時代です。
行動を起こせば、今の不満だらけの日常から脱却する事も夢ではありません。
ブラック企業を辞めたくても辞められない主な理由とは?
ブラック企業を辞めたいのに辞められない理由は状況により様々だと思います。
しかし、何かしらの壁が立ちはだかっているという方がほとんどですよね。
例えば、
- 離職票を出してくれない、出さないなど
- 退職を引き止められる
- 家族など周囲の反対が強い
- 次の仕事を探す時間的な余裕がない
- 次の仕事が見つかるかどうか不安
- 給料が途切れたら貯金も生活費も無い
などが多い理由に挙がってくる項目です。
その打開策を打ち出さない限り、今の状況を打破する事はできません。
理由により対処法は異なると思いますが、どうすれば良いのか?について、解決法を見つけていきましょう。
辞められない理由を助ける解決方法
上記で辞められない理由の例えをご紹介しましたが、実は上記の理由は大きく分けると3種類に分ける事ができるんです。
- 会社側との意見の不一致
- 周りの意見による影響
- お金や次の仕事に対する不安
あなたが悩んでいる理由もこの3つのどれかに当てはまるのではないでしょうか?
特に多いのは③かもしれませんが、会社に引き留められるケースも少なくありません。
会社はこれまで不遇な状況でも頑張ってくれた戦力を失いたくないのです。
また最初から育てるとなるとそれだけの時間を要しますし、ブラック企業であれば入社した人のほとんどは辞めてしまいますからね。
あなたが必要、というよりも、新しい人を雇うのは何かと大変だからというのが本音かもしれませんよ。
では、それぞれの解決策を見ていきましょう。
①会社側との意見の不一致
会社に「退社したい」と意思を伝えた時、
- 「勝手に辞めたら賠償金を請求するぞ!」
- 「今辞めたら残りの給料は支払わない!」
- 「退職なんて認めん!離職票を出さないからな!」
と脅されるパターンも考えられます。
これは一見すると恐怖すら感じますよね…乱暴にもほどがあります。
民法627条において、2週間前に退職を申し出れば無条件に雇用契約を解除できることが定められています。
法的手段も辞さないくらいの覚悟を表明した方が、対応してもらえるかもしれません。
他にも、「もう少し待ってほしい」「直すから辞めないでほしい」と言って引き留める場合も考えられます。
この時は、いつまでに改善してもらえるのか?もらえなかった場合は退職で良いのか?という所までしっかりと話しを突き詰めるのが賢明です。
その期間が明確でプランもあるようであれば、あなたがその間我慢して、続けて勤務していけるかどうか?という所をしっかりと検討してみてくださいね。
②周りの意見による影響
特に一流企業や大手に勤めている場合に多いのが、周囲の反対です。
あなたが苦労して働いている事で、家族は安定した生活を手にしているのかもしれません。
しかし、そこであなたが頑張りすぎて身体を壊してしまってはどうにもならないといった将来ありうる可能性を考えた方がいいですよ。
働けない状況になってしまえば、収入は途絶えてしまいます。
何より、生活は成り立たなくなってしまいます。
それよりも先に打てる手を打って置く事は賢明な判断になります。
そのためにも、ご家族から反対されてしまうという場合には、限界である事をしっかりと腹の内を伝えるようにしましょう。
- 辞めたい理由
- これからのプラン
この2つは重点的に伝える必要があります。
「辞めてから次の仕事を探す」という流ちょうなプランでは心配されてしまうのは当たり前ですよね。
だから、事前に仕事を探して収入が途切れないようにする他、退職した後の失業保険などの手続きなどに関しても今一度確認をしておく事をオススメします。
③お金や次の仕事に対する不安
一番多いのがこの理由ではないでしょうか。
今勤めている会社が激務で、次の仕事を探せないという方も多いようですね。
もしどうしても、今の仕事をしながら新しい会社を探せないという場合には、
- 有給を消化する
- 失業保険をもらう
この2つを必ず利用していきましょう。
「ブラック企業だから有給なんて使えない…」という事は絶対にありません。
有給休暇の取得は、労働基準法でも定められていて、採用から6ヶ月以上の勤務で10日間は必ず付き、勤続年数が長い場合は、20日まで増えます。
有給の申請は、会社規則によりますが、法律にも最低限何日は取ることができると定められていますので、辞める覚悟が決まったら有給は必ず取得するようにしましょう。
もし「有給なんかやらん!」と言われたらそれは違法ですので、直属の上司でなくても、役職についている方や管理の方に相談してみるのが良いと思います。
失業保険も、自己都合での退職の場合は、勤続年数に応じて90日以上150日未満の給付を受ける事ができます。
給付される金額も勤続年数や、収入、年齢で変わってきますが、平均的に1日6500円~7500円程となり、会社の収入全額とまではならないものの、1ヵ月の生活費の足しには十分な金額ですよね。
失業保険は、ハローワークで申請できますので、退職後にまだ次の職場が決まっていなければ、早めに近くのハローワークに相談ですよ。
他にも、今の会社で勤めている間に、副業をして収入源を確保しておくという方法もオススメです。
そんな時間無いよと思うかもしれませんが、1日の数時間を作業に充てるだけでできる副業もあるのです。
副業については記事後半で詳しくご紹介していきますので、是非ご覧になってみてくださいね。
ブラック企業を辞める方法は?事前に必要な準備は?
たくさん悩んで「もう無理だ…辞めよう」と覚悟を決めた後は、行動あるのみです。
この時きっと、不安を感じる方もいると思います。
しかし、まず1歩を踏み出して、退職の意思を表明する事で、2週間後には辞める権利を手にする事ができるのです。
そのために必要な準備や手順についてご紹介していきましょう。
①準備をする
まず、上司や会社の担当者に退職に意思を伝える前にできる準備は全て行ってきましょう。
- 辞めたい理由をまとめる
- 退職願を作成する
- 辞めた後に勤める新しい会社を探す
辞めたいと伝える時に理由があやふやでは気持ちを十分に伝える事ができないかもしれません。
その温度感によっても、もう限界なのか?改善の余地があるのか?など、相手の対応の仕方も変わってくるでしょう。
ただでさえ慣れない緊張した空気感の中、思いを伝える事になるので、話す事はしっかりと考えておいた方が良いと思います。
他にも、誰に伝えるか?というのはとても重要になると思います。
もし、直属の上司の方では話にならないとなった場合、同じくらいの立場の方やさらに上に位置する方に伝えるという方法も検討してみてくださいね。
退職届・退職願・辞表の違いとは?
3種類の提出書類の違いは主に下記の通りになります。
- 退職届…会社都合で退職する場合・退職を言い渡す場合
- 退職願…自己都合で退職を願い出る場合
- 辞表…役職についている人・公務員など
一般的には、上記のように使い分けられているので、あなたの意志で会社を辞めるのであれば「退職願」が正解という事になります。
しかし、「退職願」が受理されず受け取ってもらえなかった場合は、一方的に退職を宣言するために「退職届」を新たに用意し、郵送などで送るという場合もあるようです。
会社により退職願の用紙が定められている場合がありますが、もし無い場合は下記を参考に必要事項を全て記入するようにしましょう。
- 一番上中央:「退職願」
- 私事、一身上の都合により、来る平成○○年○月○日をもって退職致したく、ここにお願い申し上げます。
- 平成○○年○月○日
- ○○事業部○課 退職太郎 印
- ○○株式会社 代表取締役○○殿
退職願は、白い用紙に黒の万年筆、サインペンで手書きし、記入後は、白い封筒に入れて、表に退職届と書いて提出するのが一般的です。
②退職手続き
退職願を書いたら、実行に移す時です。
退職の意思を伝えた時から2週間たてば辞める権利は得られるわけですが、会社によっては引き継ぎや手続きが必要となる場合もあります。
それらも考え1ヵ月以上前に言うのが一般的かもしれませんね。
退職願に、退職希望日を記入していると思いますので、逆算して早めに伝えるようにしましょう。
そして、退職の意思を伝えた後は、引継ぎや私物の整理をスムーズに行います。
さらに、取引先の担当の方やお客様、他の部署の関係者の方や、同僚・先輩・後輩、それぞれにしっかりと挨拶をする事も忘れないようにしましょうね。
有給の申請も忘れずに!
退職の意思を伝えたら有給についても相談をしてみましょう。
一般的に、1ヵ月前に退職願を提出したら、月の前半は引き継ぎや残りの作業を行い、後半は有給消化に充てるという方が多いです。
これが最もスムーズですよね。
有給は退職してしまえば無くなってしまうもので、辞めた後に日給に換算して支払ってほしいというのはできません。
必ず在籍中に消化できるように退職の意思と合わせて伝えるのが良いと思います。
③退職後にやるべき事
無事に退職する事ができたら新しい生活をするための環境を整えなければなりません。
もし万が一、次の仕事が決まっていないとなればできるだけ早く見つけるのが良いでしょう。
しかし、焦りは禁物です。
焦って適当な会社に決めてしまっては、またブラック企業同然の会社だった…という場合もありますし、結局うまくいかずに元の会社に戻る事になってしまう事だってあります。
そのような事態になる事を避けるためにも、次の会社をしっかりと吟味しましょう。
失業保険は、失業中の収入を最低限保証してくれるための制度ですので、もし仕事が途切れて収入がなくなるという場合には必ず取得をしましょう。
上記でもご説明した通り、失業保険の申請は会社ではなくハローワークなどで行います。
最寄りのハローワークへ行き説明を受け、手続きを行ってください。
保険はどうなる?
会社に勤めている間は社会保険に加入している人が多いと思いますが、その保険証は返却しなければなりません。
そのため万が一病気で通院した時に全額負担になる事を防ぐためにも、保険の手続きはしっかりと行っておきましょう。
社会保険脱退後は、
- 扶養してくれる家族がいる → その人の扶養に入る
- 社会保険に2ヶ月以上加入していた → 辞めた会社の社会保険を「任意継続」する
- 社会保険の加入が2ヶ月未満 → 「国民健康保険」に加入する
この3パターンになります。
社会保険に2ヶ月以上加入していた人の場合、「任意継続する」or「国民健康保険に加入する」のいずれかから選ぶ事ができるようになります。
もし失業中に保険料を支払うのが苦しいという場合には、失業保険の受給資格があれば、国民健康保険の保険料の免除申請ができます。
支払う金額を大幅に減らす事ができるかもしれませんので、自治体の窓口で相談してみてくださいね。
ブラック企業を辞めたい人は副業で収入源を確保するのがオススメ!
ここまでブラック企業を辞める方法についてご紹介をしてきました。
しかし、いくら失業保険があるとは言え、万が一面接に落ち続けたらどうしよう…という不安は常に付きまといますよね。
だからと言って、貯金が貯まるのを待っていたので数年は辞めれなくなってしまうと思いますし、何より残業代も支払われないような会社に勤めながら貯金をする時間を作る事自体とても勿体ないです。
実は最近では、退職前に副業を始めて収入源を確保しておく人が増えているのをご存知でしたか?
その手段として人気なのが、ネットビジネス(アフィリエイト)による副業です。
ただでさえ転職活動もできないくらい忙しいのにそんなの無理…と諦める前に一度考えてみてください。
転職をするという事はそれほどまでに大変な事なのです。
それを理解した上でできる事を頑張り収入源を確保しておくことで、今の生活からの脱却をスムーズにすることができるかもしれません。
では、アフィリエイトをおすすめする理由とは何か?について下記でご説明していきます。
副業のメリットとは?
アフィリエイトは自分一人でもできるネットビジネスです。
しかも参入する時に投資がほぼ必要なく、必要となる費用は1年分でおよそ1万円くらいです。
これからの生活を考え貯金を使いたくないという人でも許される範囲の金額ですよね。
そしてアフィリエイトをおすすめした一番の理由は、1日短時間の作業を積み重ねれば確実に稼げるという点です。
忙しくて時間が無いという方でも、帰宅後にソファに座ってテレビを見たり、スマホをいじっている時間が少しあるという方は多いと思います。
その時間を作業に充てる事で、収入源を確保できるのです。
さらに、副業で頑張ったアフィリエイトブログは、転職後の新しい生活が始まってからも、インターネット上にあり続ける限り、報酬がずっと発生し続けます。
一時の収入源というだけでなく、その後の資産になってくれるという事です。
アフィリエイトブログを構築し、収入が発生するようになるまでにはそれなりの努力が必要となりますが、頑張る事でスムーズに転職ができるのであれば、今よりも生活が良くなることは間違いありません。
しかも転職後も報酬が入り続けるという事は、転職後の会社の給料と合わせれば今よりも収入が増える可能性もあると思います。
転職をしたい方にもオススメな副業ですので、是非前向きに取り組んでみてくださいね。
副業に対する心得とは?
今の仕事に加えてアフィリエイトの作業をするとなると、ただでさえハードな生活にさらに負担が加わる事になると考える方もいるかもしれません。
しかも、アフィリエイトを始めてから収入が入るようになるまで最低でも3ヶ月くらいは時間がかかる事を覚悟しておいた方が良いでしょう。
1日2時間くらいの作業時間を確保するとなると、睡眠時間も減ってしまうという人もいるかもしれませんよね。
そんな大変な生活を3ヶ月も続けるなんて…と思うかもしれませんが、一生今のブラック企業に勤めるよりもマシではありませんか?
確かに3ヶ月間は大変かもしれませんが、転職をするという事はそれだけ大変な事なのです。
今よりも確実に生活を良くするために、その行動をスムーズに行うために、正念場だと覚悟を持ってチャレンジしてみてくださいね。
『ブラック企業 辞められない 辞める方法』まとめ
今回は、ブラック企業を辞められないと悩んでいる方へ、辞める方法や副業で収入源を確保する方法について詳しくご紹介してきました。
勇気がいる決断だと思いますが、ブラック企業に慣れてしまうのもいかがなものでしょうか?
プライベートが充実しない他にも、仕事に対価が見合わない、どんなに頑張っても報われないなどが積み重なり、次第に心の病気になってしまったり、自殺を考えてしまう人も少なくないのです。
そうならないためにも、会社を変えて一新する事は決して悪い事ではありませんよ。
まずは辞めるためにどうすれば良いのか?障害となっているのは何なのか?についてしっかりと考えなおしてみましょう。
また、お金に関する事や次の仕事が探せないなど時間が問題となっている方は、まずはアフィリエイトを始めてみてはいかがでしょうか?
始めてみる事で、退社の意思が固くなるだけではなく、数ヵ月後には自由に使えるお金が増えていきます。
気になる方は、理想のライフスタイルを一緒に目指していきましょう!