今回は、アドセンスのインフィード広告の特徴や効果・導入方法や設定方法について詳しく解説していきます。
あなたはインフィード広告ってご存知ですか?
何それ?という方も、普段インターネットやSNSを利用している人なら実は目にしている広告の事を言っています。
実は、そのインフィード広告は以前まではワードプレスでは利用できなかったのですが、ようやく利用できるようになったというわけです。
2017年に利用できるようにひっそりと追加されていたんですよ。
そんな今回は、アドセンスのインフィード広告の特徴や効果・導入方法や設定方法についてご紹介していきますので、最後までしっかりとご覧ください。
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この記事で書かれている内容
アドセンス“インフィード広告”とは?クリック率を大きく上げる?
インフィード広告とは、TwitterやFacebookで主流となった広告形式で、記事一覧などの投稿と投稿の間に表示される広告の事です。
Twitter意外にもLINEのタイムラインなどにも用いられています。
友達の投稿と投稿の間に何かしらの広告が表示されているのを見た事がありますよね?
中には広告とは気づかないくらい馴染んだ表示がされている広告もあったりしますよね。
これが、ワードプレスでも2017年4月頃から利用できるようになったというわけです。
“記事内広告”とともに新しく追加された表示になります。
SNSなどでもとても一般的に利用されている事を見ると、これからは利用して当たり前の時代が到来するかもしれませんね。
今までのバナー広告は衰退していくという可能性もありますし、実際に使ってみてクリック率を調べてみる必要はありそうですよね。
記事内広告って何?
インフィード広告と共に新しく追加された“記事内広告”。
これは、読んだままになりますが、記事の中に表示される広告です。
これまで記事内に広告を表示していた方は、通常の広告ユニットを作成し、見出しの上に自動挿入のスクリプトを利用していたと思います。
他にも、画面に合わせて大きさを変えるようにコードを変更していたでしょう。
“記事内広告”の良いところは、このコード変更を自動的にやってくれるところですよね。
最低でも250pxが必要になりますが、大きさはコンテナサイズに合わせて自動調整してくれます。
もう一つ従来との違いとしては、通常の広告に比べより記事内にあった内容の広告が表示され、デザインもさらに溶け込みやすくなっています。
そのため記事の一部として怪しまれる事なくクリックしてもらえる可能性もありますし、記事を読んでいる人の邪魔になりにくいというメリットもあります。
これまでの記事内に広告を表示させる方法よりもクリック率を上げてくれる効果をもたらしてくれるかもしれません。
“インフィード広告”と“記事内広告”は「ネイティブ広告」?
今回ご紹介したインフィード広告と記事内広告は、「ネイティブ広告」という広告に分類されます。
それぞれの広告の設定画面を見てみると、小さく「ネイティブ」の表示がありますよね。
「ネイティブ広告」とは、サイトやSNSなどのメディアコンテンツに適したスタイルで、メディアに馴染ませて一体化させることでユーザーにストレスを与えにくい広告の総称のようなものです。
広告としての主張は少なめに、サイトの中に“自然に馴染ませる広告”という事です。
確かに、実際調べ事をしていて記事の中に大きく目立つ広告が表示された邪魔ですし、よっぽど気になる広告でなければスルーしますよね。
また広告とメディアのデザインが一致しているということはあまりないので、シンプルに白に黒を基調としたデザインのサイトに真っ赤な広告が表示されてデザイン性が損なわれる、という場合もあると思います。
そんな問題点を改善するのに大きな効果を発揮するのがネイティブ広告です。
最近はいかにも広告っぽい広告は見られなくなっている傾向にあるので、これからさらにネイティブ広告は増えていく事でしょう。
アドセンスブログにもたらすインフィード広告の効果とは?
自然に記事に馴染んだ広告が表示される事は分かったと思うのですが、そうする事でどんな効果があるのか?
馴染ませるよりも目立たせた方が目に留まりやすいのではという方もいるのではないでしょうか?!
という事で、インフィード広告の特徴から見ていきましょう。
インフィード広告の表示場所は“一覧”
インフィード広告の特徴は「馴染む」という事です。
インフィード広告は、
- 記事一覧
- 新着記事(トップページ、サイドバー)
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などの一覧表示の中に広告を表示させます。
これまでもアドセンスを記事一覧などの中に挟み込んで表示させる方法はありました。
ただその表示を見た時には、記事一覧の途中に明らかなアドセンス広告が入っている状態でしたね。
それがインフィード広告を利用すると、記事の1つのように一覧の中に広告が表示されます。
画像の下に文章を表示させた一覧表示や、画像の横に文章を表示させた一覧表示など、スタイルの設定も簡単に行えるので好みに合わせてカスタマイズが行えるのも嬉しいポイントですね。
インフィード広告のメリットとは?
前途したように、馴染んだ表示がされることで、記事一覧の中から気になるものを選んでいるユーザーにとって邪魔にならないのも一つのメリットですよね。
他にも、これまで一覧表示がされる項目に広告を入れていなかった人にとっては新しい収入源になる可能性があります。
サイトに興味を持ってくれた人が一覧から記事を選ぶ機会が多いと思いますので、広告が目に触れる機会を多く作っておくという点では効果がありそうですよね。
もう一つ、個人的に一番魅力を感じたのが“モバイル表示に最適”という点です。
サイトに訪れた端末を調べてみるときっと半分もしくは半分以上がスマホ利用者だと思います。
インフィード広告はスマホで見た時でもはみ出したりせず、見やすい広告が誰にでも簡単に設置できる、というのはかなりのメリットだと思います!
PCとモバイルそれぞれに合わせた設定を行うのは大変だと思いますが、インフィード広告を利用すればそれすらも比較的簡単に行えるのでありがたいですね。
インフィード広告は万能ではないって事は頭に入れておくべき!
インフィード広告はかなり使い勝手がよさそうなイメージではあるのですが、懸念されている事もあります。
それが“誤クリック”が増えるのではないか?という点です。
誤クリックを誘発する事は、Googleアドセンスの規制で禁止されています。
アドセンスが取り入れた機能なので、それほど心配はないのかもしれませんが、誤クリックが増える事でクリック単価が下がったり、誤クリックの誘発が疑われる可能性が心配されています。
現段階で問題があったような話は聞いたことがありませんので、安心して良いかと思いますが、「誤クリック誘発禁止」という事は覚えておきましょう。
他にも、インフィード広告は“一覧を見なければ目に触れない”という点もデメリットですね。
インターネットで検索した場合、サイトのトップページからアクセスしてくる人より、検索ワードでヒットした記事からサイトにアクセスしてくる人の方が多いですよね。
その記事を読み終わったら検索結果に戻ってしまう人も少なくないですし、サイト内で他にも役立つ記事が無いか、わざわざ記事一覧などから探してくれた人にしかインフィード広告は見られない、という事です。
そのためインフィード広告を掲載したからと過信せず、これまで通り記事の中の広告掲載も必要となります。
まずは、自分のサイトで試用してみて、実際にどれくらいクリックされるのか?など、データを収集してみてくださいね。
アドセンスブログに「インフィード広告」を導入・設定する手順
ここでは実際にインフィード広告を利用する方法をご紹介していきます。
さらにどのように表示させるのか、設定についてもご紹介していきますので、好みに合わせて必要があればカスタマイズしてみてくださいね。
インフィード広告の追加方法
アドセンスの管理画面を開きます。
- 管理画面の「広告の設定」をクリック
- 「広告ユニット」をクリック
- 「新しい広告ユニット」をクリック
- 1番右に新しくインフィード広告が追加されているので、「選択」をクリック
- 表示スタイルを選択
- 「保存してコードを取得」をクリック
追加に関しては以上です。
後は通常通りコードをコピーし、サイトの表示させたい部分に貼り付けるだけでインフィード広告が表示されます。
詳細の設定方法
ここでは好みに合わせたカスタマイズを行う場合に設定が必要な項目をご紹介していきます。
画面の左側がプレビュー、右側にカスタマイズできる項目が並んでいる画面になります。
実際の表示例を見ながらカスタマイズできるので、初心者の方でも分かりやすくて使いやすいので、是非試してみてくださいね。
表示スタイルの種類
インフィード広告は4種類のスタイルから選ぶ事ができます。
- 画像を上に、本文を下に表示
- 画像と本文を横並びで表示
- タイトルを上に、画像と本文を横並びで表示
- テキストのみ表示
特にどれでも問題はありませんので、好みで選べばOKです。
全般設定
- フォント:他の記事のフォントと合わせるのがオススメ
- テキストの折り返し:画像の下にテキストを回り込ませるかどうかを選択
- パディング:周りの余白を設定
フォントに関しては、「馴染む」という特徴を活かすためにも、他に文字と同じフォントに設定するのがオススメです!
他にもテキストの折り返しなど細部のカスタマイズが行えますので、必要があれば設定を行いましょう。
見出し
- 広告ユニットの見出しの長さ
- フォントサイズ:他の記事のフォントサイズと合わせましょう
他にも、見出しの位置や表示の仕方を細かく設定できますのでプレビューを見ながら見やすい物を選んでみてくださいね。
ここではフォントサイズの設定がありますが、上記と同じように「馴染む」ように他と同じ設定にするのがオススメです!
説明
記事の一文をどんな記事かの説明として表示させるかどうか選択できます。
見出しを長くする場合は、これをオフにした方が見栄えは良いです。
イメージ(画像)
- 画像を左と右、どちらに表示させるか
- 画像のサイズ:pxでの指定も可能
- パディング:余白を決める
とても細かい設定も簡単に行えるので、あまり詳しくない人も楽しんで設定が行えそうですね♪
自分好みにカスタマイズをして、サイトをしっかりと作りこんでいきましょう!
『アドセンス広告 インフィード広告 効果 設定 導入』まとめ
今回は、アドセンスのインフィード広告の特徴や効果・導入方法や設定方法について詳しくご紹介してきましたが、いかがでしたか?
このネイティブ広告は周りのライバルサイトを見ても分かるように流行っているという印象があります。
様々な流行の発信地にもなるSNSでも多く取り入れられている事から、これからは当たり前にみんなが使う広告になるのではないかと思われます。
あなたもたくさん目にしているとは思いますが、これ本当にあまり不快感などを抱かない広告だとは思いませんか?
ある物は使わなければ損!という事で、あなたも是非一度取り入れてみてくださいね。
設定も簡単で初心者の方でも扱いやすいのでとてもオススメです。