今回は、アドセンスに受からない理由が「Googleのポリシーに準拠していないサイト」とされるケースの原因や対処法を詳しくご紹介していきます。
私も実際に、Googleアドセンスの審査を通過した人間ですが、合否を待っている間のドキドキは、今でも忘れられません。
そして、合格したと分かった瞬間の達成感や喜びを誰かと共有したい!と思った事を思い出します。
しかし一方で、合格を目指してブログ(サイト)の構築に勤しんでも一向に合格できない…という方もいるのではないでしょうか?
今回は、そんな方のお役に立てるように、合格をするためにはどんな所に気を付けていけばいいのか?を詳しくご紹介していきます。
「Googleのポリシー」と言われても対処法が分からないという方は是非参考にしていってくださいね。
この記事で書かれている内容
Googleアドセンスの審査に受からない理由は?
Googleアドセンスの審査に合格できない!と悩んでいる方が合格する方法として、一番手っ取り早いのは、合格できない理由を知って改善する事ですよね。
現在、Googleアドセンスの審査に通過できない理由としては、大きく分けると2つあり、
- 不十分なコンテンツ
- Google のポリシーに準拠していないサイト
が考えられます。
Googleアドセンスから審査結果のメールが来ると、どちらかが書かれている場合が多いのではないでしょうか。
“不十分なコンテンツ”と書かれていた方は、再申請のためにやる事は、割と明確になっていますよね。
規約違反などが原因ではなく、コンテンツ量の不足が原因として考えられます。
つまり、
- 記事数を増やす
- 記事の文字ボリュームを増やす
などのコンテンツを増やす事を行っていく事で合格する可能性があります。
一方、対策が難しいのは“Google のポリシーに準拠していないサイトです。
なぜなら、どのようなポリシー違反をしているのか?については、Googleから具体的に提示される事はないからです。
どのポリシーに違反していると判断されたのか?は自分で見つけて、一つ一つ可能性のある部分を潰していかなければなりません。
まず、ポリシーを読んだことが無いという状態では改善点も見つける事ができませんので、最初にアドセンスのポリシーについては一読するようにしてくださいね。
そもそも「Google のポリシーに準拠していないサイト」とは?
「Google のポリシーに準拠していないサイト」というのは、
- Google AdSense のプログラム ポリシーに準拠していない
- ウェブマスター向けの品質に関するガイドラインに準拠していない
このどちらかに当てはまっていると判断されている状態という事になります。
まずはそれぞれを熟読して、間違った認識をしていなかったか?について改めて確認をしてみてください。
それぞれの規約の中でも、特に違反と判断される場合が多い3項目をご紹介していきます。
禁止コンテンツを扱っている
Googleアドセンスのコンテンツ ポリシーで禁止されている内容について書かれている場合はかなり多いです。
- アダルト コンテンツ
- 危険または中傷的なコンテンツ
- 危険ドラッグおよび薬物に関連するコンテンツ
- 家族向けコンテンツに含まれる成人向けのテーマ
- アルコールに関連するコンテンツ
- ヘルスケアに関連するコンテンツ
- タバコに関連するコンテンツ
- ギャンブルとゲームに関連するコンテンツ
- ハッキング、クラッキングに関連するコンテンツ
- 不適切な表示に関連するコンテンツ
- 不正行為を助長するコンテンツ
- 武器および兵器に関連するコンテンツ
- 報酬プログラムを提供するページ
- 違法なコンテンツ
- 衝撃的なコンテンツ
これらに該当していないか?については、必ずチェックが必要ですね。
自分は違反していないと思っても、妊娠や出産の医療的なアドバイスも禁止で、違反となります。
さらに、露出が多い人物の画像を使うこともNGです。
もしこれって違反かも?と疑われる内容がある場合には、取り除いておくことをオススメします。
必須コンテンツがない
必須コンテンツというのは、例えば“プライバシーポリシー”のことです。
アドセンスのポリシーを見てみると、アドセンス広告を使うサイトであれば、必ず設置が必要という事が明記されています。
もし、まだ設置されていないという方がいればいずれ必ず設置が必要となりますし、不合格の原因となっている可能性もありますので、積極的に設置をしてみてくださいね。
有益なコンテンツがない
有益なコンテンツを作らなければならないと思うとプレッシャーに感じてしまう方もいるでしょう。
しかし、これはどういう事か?というと、簡単に言えば、「コピペや自動生成されたブログはNG」という事です。
自動生成を疑われる理由としては、例えば、冒頭文で「では、早速みていきましょう!」という一文を全ての記事に使っていた場合。
これはGoogle側がロボットを使ってチェックしたときに、文字数稼ぎや自動生成ページと思われる可能性が高くなります。
同じ文言を使いすぎず、閲覧した人が楽しめる・情報がたくさん書かれている“オリジナル”の記事を作成していくように心がけましょう。
2018年最新・Googleアドセンス審査の合格基準について
Googleアドセンスに合格できない時に、インターネットを使って情報を集める方は非常に多いですよね。
ご覧頂いている方の中にも、調べている過程でこの記事にたどり着いて頂いたという方もいるのではないでしょうか?
ただ、インターネットを見ていると、「情報が多すぎてわからない!」という事がたくさんあります。
アドセンスの合格基準は年々変化を遂げているため、数年前に合格できたという情報でも、今は合格できるかわからない、というのが本当のところです。
そのため、できるだけ新しい情報を探ってみる方が信憑性は高まります。
では、インターネットに書かれている「Googleアドセンスに合格するための基準」は本当なのか?についてみていきましょう。
私は、2018年10月にGoogleアドセンスに新たに申込をし、2週間ほどかかって合格をしています。
その時の状況と照らし合わせながらご紹介していきますので、是非参考にしてみてくださいね。
画像は使わない方が良い?
画像に関しては、インターネットで情報を見ても意見が二分されるポイントです。
画像を使っても問題ないという方もいますが、使う時に注意が必要なのは、
- 使用して問題が無い画像か?
- その画像は必要か?
の2点です。
ただ、装飾のための画像を使用する事はアドセンスの審査の段階であれば、私はあまりオススメしません。
さらに使用する画像が、著作権や肖像権に違反していないか?については十分に確認が必要です。
アドセンスは、著作権や肖像権に関する規約にも厳しいですので、わからない画像は使用しない方が良いですね。
現に、私自身がアドセンスに申請をする時はアイキャッチ画像を含め、1枚も画像を使用していませんでした。
「画像が無いから落とされる」という事はありませんでしたので、必要最小限にとどめておく方が無難だと思います。
アドセンスの審査に合格するには最低10記事?
インターネットでアドセンスの審査の為に必要な条件として、
- 1000文字以上
- 10記事以上
などと書かれている方は非常に多いですよね。
しかし、この基準はとても曖昧なもので、確実に何件あれば大丈夫という数字はありません。
私がコンサル生にも指示している内容としては、「1500文字程度の記事を10記事」作成した時点でアドセンスに審査に申請するように言っています。
それで、その後も連絡がこない期間は、「3日に1回、1500文字程度の記事」を追加して行くようにしていってもらっています。
審査の結果通知は、審査を依頼してから2週間ほどで合格の連絡が来ましたという方が多いですね。
結果的に「15件」くらいはサイトに記事が掲載されている状況での合格という通知が来ている例が多いです。
これが、十分なコンテンツ量として判断されているのか?合格の最低ラインだったのか?を確認する術はないのですが、ただ一つ言える事としては、審査を依頼してからもブログ(サイト)の更新は続けた方が良いという事です。
ブログのテーマによって不合格のリスクは高まる?
ブログの「テーマ」「ジャンル」によっては、アドセンスの審査に通過できない可能性が高くなるという噂は良く耳にしたりしますよね。
そこで、私が今回アドセンス申請してみたのがブログ(記事)のテーマは「エンタメ」です。
エンタメ系ブログもアドセンスの審査は厳しく、通過できない可能性があるといわれていますが、そんな噂がありながらも、しっかりと合格できましたので、やり方次第ではどんなジャンルであっても合格はできるのではないかと思っています。
ただ、エンタメ系の場合画像を使えば、必ずと言っていいほど、著作権や肖像権に触れてしまいます。
なので、その点については十分に気を付けて、画像を使用しない事を徹底しました。
さらに、一般人の方の日常は、関心を持たれにくいという事もあり、あまりおすすめではありません。
興味があるテーマやジャンルに絞ってキーワードを広げていく方が確実ですので、1個のテーマに特化したサイト・ブログを作って申請してみてくださいね。
日記系ブログでもやり方次第で審査には通る?
日記系のブログを書く時にも有益な情報を提供できるように取り組んでいけば、審査に通る可能性はあると思います。
例えば、「今日はここのスーパーに行って、こんな大きな大根を買いました!」という内容では、同じ主婦の方から見ても、あまり興味のない内容ですよね。
しかし、「今日はここのスーパーでこんな大きな大根を見つけました!でも、おいしく無ければ意味が無いと思うので、おいしい大根の見分け方を教えます!」という内容であればどうでしょうか?
主婦の方にとっては十分に有益な情報になりますよね。
同じテーマであっても、着眼点を少し変える工夫をすれば十分にやっていけるというわけです。
アドセンス審査で「Googleのポリシーに準拠していないサイト」の壁を突破する方法は?
まず、再申請における注意点として、不合格から再申請までは「最低2週間は間隔を開けた方が良い」と言われています。
というのも、その間に再申請をしてしまうと、機械的に落とされてしまう可能性があるという事です。
早く合格したい気持ちは分かりますが、まずは焦らず2週間をかけてより良いコンテンツを作りましょう。
規約違反の可能性がある記事は非公開にする!
どの記事が規約に違反しているのか?という判断は正直非常に難しいです。
そんな時は、不合格になってしまった記事は一旦「非公開」に設定するのが1番オススメです。
その上で、再申請するまでに、新しいコンテンツを作成し、新しいコンテンツを使って合格を目指していった方が楽ですからね、原因不明なんでね。
非公開にした記事はどうするのか?というと、合格した後で、手を加えて再度公開すればいいわけです。
無駄にはなりません。
それは嫌だなというのであれば、規約違反が疑われる部分があれば添削をしたり、新たな情報を加えてコンテンツのボリュームを増やしてみましょう!
WordPressで作成した記事を「非公開」にする方法
- 記事の編集画面右上にある「公開状態:公開」の右にある編集をクリック
- 非公開にチェックをつけて、更新する
いつでもこの「編集」から公開/非公開を切り替える事ができますので、手を加えてさらに良いコンテンツが作成できたら、改めて公開をしてみて下さいね!
新しいコンテンツを作成する
アドセンス審査の合格を目指して、なるべくたくさんのコンテンツを作っていくようにしましょう。
上記でも解説した通り、審査を依頼したからと言って、その時点で更新を辞めてしまう事の無いように、できる範囲でコンテンツを作り続けた方が良いですね。
そして作る時には、十分に規約違反に注意してください。
「疑わしい内容は避ける」という事が大切です。
これ大丈夫かな?まぁきっと大丈夫だろう…と思う内容は避けて、絶対に大丈夫!と思える内容のコンテンツを作成してくださいね。
ユーザーに有益であることが最低条件!
上記でもご説明しましたが、オリジナルを意識して、あなたにしか書けない記事を書きましょう。
そして、Googleアドセンスが合格とする第一条件は「検索する人にとって有益であること」です。
この部分を欠いてしまっては、どんなにボリュームのある1記事を作成しても無意味になってしまうからです。
あなたが読む側の立場だったらどう思うのか?人が見た時にどう思われるのか?
については、しっかりと想像しながらコンテンツ作りをしなければなりません。
どんな内容であっても、あなたの考え方や思いを織り交ぜながら、オリジナルの有益な記事を作成してみてくださいね。
『アドセンス Googleのポリシーに準拠していないサイト』まとめ
今回は、アドセンスに受からない理由が「Googleのポリシーに準拠していないサイト」とされるケースの原因や対処法について詳しく解説してきました。
実際に「Googleのポリシーに準拠していないサイト」とされる場合でも、原因はおそらく1つではないんですよね。
それについてはGoogleのみぞ知る、という事になります。
何度も不合格になってしまっている方の中には、挫けそうになってしまっている方もいると思います。
しかし、改善を続け、不合格になる可能性があるコンテンツを減らしていく事でいずれは必ず合格ができます!
まずは、Googleアドセンスの規約をしっかりと確認して、何が原因なのか?をご自身なりに分析してみてくださいね。
その上で、検索する人にとっても、Googleにとっても、良いとされるコンテンツを作れるように、前向きに取り組んでいきましょう。