今回は、アドセンス規約や、禁止コンテンツ・禁止ワードなどのアドセンスルールについて詳しく解説していきます。
Googleアドセンスには、細かい規約があるのはご存知でしたか?
AdSense プログラム ポリシーを見るとたくさんのルールが細かく記載されていますが、正直全てに目を通している人も少ないはず。
と言っても、たくさん書かれ過ぎていて正直分かりにくいですよね。
でも知らずに、ブログ(サイト)を運営していると、知らず知らずにアドセンス規約に違反していたりします。
知らなかったでは済まされないので、重く判断された場合はアカウント停止される可能性もあるんです。
今回はそうならないためにも、アドセンス規約や、禁止コンテンツ・禁止ワードなどのアドセンスルールについてしっかりと解説していきますので、学んでいってくださいね。
この記事で書かれている内容
Googleアドセンス規約とは?どういったルールなの?
Googleアドセンスには
- アドセンスの規約(プログラムポリシー)
- アドセンスの禁止事項
- アドセンスの禁止コンテンツ
が存在します。
これらはアドセンスを実践する上で、厳守しなくてはならない、とても重要な内容となります。
アドセンスは、ロボットによる機械的なチェックと、社員による目視の二面で監視されています。
目視をしているのも人間なので、担当した人により、解釈や意見の違いなど、基準と言ったものに少々ズレが生じたりする可能性もありますので、少しでも規約に触れないようにしていく事が賢明だといえます。
なぜ規約が決められているの?
アドセンス広告をブログに掲載する人の多くは、「報酬を得るため」ですよね。
そのため、「アクセス=お金」という考え方になってしまいがちです。
もちろん最終的には報酬を得るために頑張るのですが、大前提として広告主がいて成り立つビジネスであることを忘れてはいけません。
アドセンス広告を掲載できる流れとしては
広告主→Google→自分の運営しているブログに広告を掲載
となります。
ではもし、自分が広告主の立場だった場合、自分が長い年月をかけて作り上げた商品の広告がアダルトサイトに掲載されていたら嫌ではないですか?
誰かの役に立ちたい!という願いを込めたサービスの広告が詐欺まがいのサイトに掲載されていたらショックですよね?
もしこういう状況に自分が遭遇したらGoogleに広告を出すのをやめてしまいませんか?
Googleとしてはそういう状況を避けるために、アドセンス広告を掲載するサイトに対してNGワードを定めているのです。
アフィリエイトは直接的に人とのやり取りをしないで良いことがメリットの一つですが、広告を出しているのも人、その広告をクリックするのも人です!
画面の向こう側には必ず人がいる意識を持つことは大切になります。
アドセンス規約に違反するとどうなるの?アカウント停止?
前途したように、知らなかった!では済まされません。
アドセンスは規約は意外に厳しいことでも有名なので、決められたルールに従ってブログ運営をしていかなければなりません。
もしルールを破った場合にはすぐに、
- 広告停止
- アカウント削除
などの処分を受ける可能性があります。
その重さにより、まずは警告を受けるという場合もあるようですが、何の注意通達もなく突然アカウント停止になるケースもあったりします。
もしそうなれば、せっかく収益が上がっていたサイトでも、報酬は突然0円になってしまいます。
こんな思いしたくないですよね?
規約に違反していても、まだGoogleに見つかっていないだけかもしれないだけかもしれませんので、「他のサイトがやっているから大丈夫」と過度な安心はせずにプログラムポリシーに忠実に従う事をオススメします。
アドセンス広告の禁止ワード&禁止コンテンツ一覧
Googleアドセンスガイドラインサイト内を確認すると、禁止コンテンツに関するヘルプのページが用意されています。
そこに禁止コンテンツとしてこちらが掲載されています。
- アダルト コンテンツ
- 家族向けコンテンツに含まれる成人向けのテーマ
- 危険または中傷的なコンテンツ
- 危険ドラッグおよび薬物に関連するコンテンツ
- アルコールに関連するコンテンツ
- タバコに関連するコンテンツ
- ギャンブルとゲームに関連するコンテンツ
- ヘルスケアに関連するコンテンツ
- ハッキング、クラッキングに関連するコンテンツ
- 報酬プログラムを提供するページ
- 不適切な表示に関連するコンテンツ
- 衝撃的なコンテンツ
- 武器および兵器に関連するコンテンツ
- 不正行為を助長するコンテンツ
- 違法なコンテンツ
結構細かくたくさんルールが決められている事がわかりますね。
これだけを見ても大体の意味はわかるかもしれませんが、特にうっかり使ってしまいそうな注意すべき項目を、具体的にご紹介していきます!
アドセンスの禁止ワード
アドセンスの禁止ワードをより具体的に確認していきましょう。
記事全体の構想や文脈から、自然な流れで使っていたとしても禁止ワードがあれば規約違反になってしまいます!
『このワードは使っても違反にならないかな?』と迷う言葉は使わないようにしましょう!
アダルト系のワード
- 性行為
- 性犯罪
- アダルト商品
- セクシー女優 など
アドセンスはアダルト系に対して一番厳しく対応しています。
また動物や昆虫などの観察で生殖活動について記事を書こうとして、言い換えたとしても規約違反になるので注意が必要です。
さらに、不妊や妊娠・出産の真面目な記事であった場合でも性行為などの表現には厳しいので使用しないようにしましょう。
暴力や犯罪に関する過激なワード
- 暴力団
- ヤクザ
- 銃
- 兵器
- 自殺
- 殺人
- 死亡
- 死体
- 遺体 など
衝撃的な事件や有名人が罪を犯した時、通常よりも検索する人が増えるためアクセスは狙いやすいので、ついつい使いがちかもしれませんが、NGです。
またドラマや小説の記事を書きたくて、『死亡』というワードをどうしても入れたい場合ですが、他に言い換えて使いましょう。
武器や兵器についても規定があるのですが、主に販売や製造方法の記事へのアドセンス掲載がNGというルールなので、例えば映画のレビュー記事で「銃」というワードが出て来ても問題はありません。
お酒やタバコなどのワード
- お酒
- タバコ
- 薬物
- 危険ドラッグ など
お酒やたばこを促進するような記事はもちろんNGです。
ただ禁煙を促進するための記事と判断された場合には警告などをされない場合もあるようですね。
薬物やドラッグに関しては、たまに芸能人の使用がニュースになったりしてブログで取り上げる人も多いと思います。
結論として、違法薬物やドラッグについて記事にするのは黒に近いグレーです。
ただ、『芸能人の○○が危険ドラッグを使っている噂がある』という記事は、誹謗中傷が原因となって、実際に逮捕されるというケースも発生しています。
『危険ドラッグの歴史に関する情報』、『薬物リハビリテーションを推奨する情報』であれば許可されるとありますが、どこからどこまでがセーフなのかとても曖昧なので、可能であれば避けるのが賢明です。
アドセンスのNG画像
画像って記事を作成する上でどんなイメージなのかを表現する重要なポイントですよね!
アドセンスにはNG画像があり、違反してしまうと警告が来たりアカウント停止となる事があるので、合わせて確認していきましょう。
ちなみに、Twitterやインスタを挿入する場合でも画像が適切でない場合は警告の対象となりますので、注意しましょう!
芸能人の画像
よく芸能人の画像を載せているサイトを見かけますが、基本的には使用不可です。
事務所から警告される場合もあるようですので、どうしても使いたい場合は自己責任で使いましょう。
ちなみに記事にしている内容が、その芸能人を応援したり、良い内容であれば何も警告が来ない傾向にあります。
水着や露出の多い画像
アドセンスは水着画像や露出の多い画像NGで取締は非常に厳しいです!
アダルト系に厳しいといわれるアドセンスなら当然といえば当然ですね。
ただ意外なのは、男性の画像であっても水着や上半身だけとかもダメという事です。
女性じゃなければ大丈夫、ではありませんので注意してくださいね!
一般人の画像
自分で風景の写真を撮って掲載するときに、もしも一般の方が映っていた場合には、警告が来る可能性がとても高いです。
また事件や事故に関係して、ネット上で個人が特定されたとしても、その人の画像は載せない方が良いです。
インターネット上で拾った画像でも人物が映っている時には十分な注意が必要です。
ディズニー系の画像
実はディズニー系の画像は使用不可です!
ディズニーが著作権にとても厳しいので、直接警告が来る可能性があります。
アドセンス禁止ワード・禁止コンテンツなどの規約を破らないようにするコツは?
ここまでたくさんの規約や禁止ワードについてご紹介してきましたが、こんなにたくさん規約があると、記事を作成するのも怖くなってきますよね。
知らず知らずのうちに使ってはいけない単語を使っていないか、と不安になるという方も多いのでは?!
そんな時にまず意識してほしいのは、「こどもが見ても大丈夫か?」という事です。
こどもが見ても平気な記事というのは、悪影響のないクリーンな記事という事になりますね。
そのため規約に違反していないかの基準の一つが「こども」になります。
他にも、アドセンスの規約とうまく付き合っていくコツをいくつかありますので、見ていきましょう。
キーワードを言い換える
例えば、性行為や暴力団や武器などの表現ですが、小説やドラマに関しての記事を書くときなど、どうしても記事に入れる必要がある場合もあると思います。
特に誰かが死ぬ描写なんてよくある事ですよね。
それを書かずして小説を紹介できない!という可能性だって考えられます。
そんな時には、言い換える表現を探してみてください!
例えば、
- 「死んだ」=「亡くなった」
- 「自殺」=「自らの手で人生に幕を下ろした」
- 「性行為」=「大人の関係」「一線を越える」
などなど。小説の中とかで結構使われそうな表現ですよね笑
他にも、「ゲイ」や「レズ」はNGですが、「同性愛者」はOKです。
表現を変えて直接的ではなくても、読者に伝える方法はたくさんありますので、言い換える事ができないかを考えてみてください!
ちなみに、“伏字”はNGです。
「S〇X」「ヤ〇ザ」などの表現はGoogleはしっかりと認識しますので無意味ですので、伏字ではなく“言い換え”を考えましょう!
サイト内で怪しい単語を使っていないか調べる方法
どんなに気を付けていたとしても、うっかり使ってしまっていないか気になる時が来るかもしれません。
とはいえ、過去に作成した記事をひとつひとつ、一語一句見ていくのは不可能に近いですよね。
そんな時に便利な機能があります。
Googleアドセンスコンテンツポリシー内でも紹介されている方法です。
その方法は、『Googleの検索欄に“site:ドメイン名+単語”を入力して検索する』方法です。
この検索を行うと、そのサイト内にある該当する単語がすべてリサーチ結果として表示されます。
例えば、私のこのサイトで、「タバコ」について書かれている記事がないか調べる場合には、「site:5hey.jp タバコ」と検索します。
- 怪しい単語を使っていないか
- どういう文脈で使っているか
検索結果でこれらを簡単にチェックすることができます!
無意識のうちに使ってしまっていないか心配!という方はこの方法で検索してみてくださいね!
そして、今後作成する記事では細心の注意を払いましょう!
『アドセンス規約 禁止コンテンツ 禁止ワード ルール』まとめ
今回は、アドセンス規約や、禁止コンテンツ・禁止ワードなどのアドセンスルールについて詳しく解説してきました。
ついつい使ってしまいそうなワードもいくつもありますし、悪気はなくても使ってしまってアカウント停止となれば、せっかく審査が通って頑張っていたのにがっかり…何てことになりかねません。
何気なく記事を作成しているかもしれませんが、情報を発信している責任はあるという事ですよね。
それでは、誰が見ても不快でない、規約に則った禁止ワードを避け、良いコンテンツ作りを目指していきましょう!