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グーグルアドセンスを学ぶ

アドセンスのページ単位の広告(自動広告)の設定方法&収益を確認する方法

今回は、アドセンスのページ単位の広告(自動広告)について、概要や設定方法について詳しくご紹介していきます。

アドセンスにはたくさんの広告の種類があり、

  • レスポンシブル広告
  • 関連コンテンツ広告
  • 記事内ネイティブ広告
  • リンクユニット
  • 検索向けアドセンス
  • 全画面系の広告

どれが1番稼ぎやすいのか?なんて迷う方も多いと思うのですが、今回はその1つのページ単位の広告(自動広告)の設定方法について詳しく解説していきます。

1つのページ単位の広告(自動広告)とはどんな特徴があるのか?!

この機会にしっかりと学んでみてくださいね。

岡田康平
岡田康平
こんにちは、岡田康平です。

アドセンス「ページ単位の広告」とは?2つの種類があるの?

ページ単位の広告とは、2016年4月より新たにGoogle AdSenseの広告として掲載できるようになった、スマホにだけ表示される専用の広告のことを言います。

Google Adsenseの収益が一定に達するとアカウント単位でアドセンス側からオススメとして表示されるようになっているようです。

収益が1,000円を超えたあたりでオススメされたという方が多いようですね。

この「ページ単位の広告」には、“アンカー広告”と“モバイル全画面広告”の2種類が用意されていて、設定時に選ぶ事ができます。

ただ広告の表示頻度や表示内容などの詳細設定はできませんので、表示させる広告の種類を選んだら後はアドセンスにお任せという事になります。

ではこの「ページ単位の広告」の特徴を見ていきましょう!

 

5つの特徴

  • 設置してもページの速度には影響しない(重くならない)
  • ハイエンド携帯端末(スマホ)でしか表示されない
  • 今までの広告の性質はそのまま(リターゲティング広告など)
  • 広告が必要なければユーザー側が簡単に非表示にできる
  • モバイル全画面広告は表示回数に上限がある

なぜスマホにだけ広告が表示されるのか?というと、スマホはGoogleが戦略的にとても重要視している分野だからのようです。

スマホ利用者は年々増え続け、今やインターネット利用者の半数以上はスマホから利用しているというデータもあります。

家や決められた場所でしか利用しないPCに比べ、スマホはちょっとのすき間時間にすぐ利用しますし、利用者が多いというのも納得ができますね。

「ページ単位の広告」は、Googleが収益が見込める!と判断された場合にのみ自動的に表示され、クリック率も実際に高いとされています。

以前アドセンス広告の設置が1記事3か所までと決められていた頃は、「ページ単位の広告」を設置する事で4か所の表示、と捉えて利用していた方も多いようです。

現在アドセンス広告の設置数上限はなくなっていますが、クリックされやすい広告であれば使ってみたいところですね。

これまでクリック率に悩まされてきた方もひょっとしたら「ページ単位の広告」で改善されるかもしれませんので、是非テストしてみて下さいね。

 

2種類のページ単位のアンカー広告とモバイル全画面広告の違いとは?

アドセンス ページ単位の広告 設定

「ページ単位の広告」には、2種類の広告が用意されています。

  • アンカー広告
  • モバイル全画面広告

それぞれどんな広告なのかポイントを見ていきましょう。

さらに、それぞれの収益やSEO的な観点からはどう評価されるのかについても詳しくご紹介しますので、設定時の参考にしてくださいね。

 

アンカー広告とは?

「アンカー広告」は、スマホでインターネットを利用したときに、画面下部に横長に表示される広告の事です。

サイズは320×50で、モバイルビッグバナーと呼ばれるサイズです。

そのページを読み進めて画面をスクロールしても追尾する形で常時表示され続けます。

しかし閲覧しているユーザーが邪魔だと感じた場合には、広告に表示される「×」マークをタップするか、広告の上部を下にスワイプする事で非表示にすることができます。

サイト内の全ページで表示され、ユーザーが非表示にした場合でもページを移動したら再び表示される仕様になっています。

一つ、「アンカー広告」を利用するときには注意点があります。

それは、フッター固定のメニューなどが邪魔になるという事です。

  • 各種シェアボタン
  • 前の記事・次の記事などのメニュー
  • 他のフッター固定アフィリエイト

もしこれらをフッターに固定している場合は、「アンカー広告」を設置してしまうと隠れてしまって機能しなくなってしまったり、利用しにくくなってしまうかもしれません。

その場合は、フッター固定を辞めるか「アンカー広告」を設置しない方が無難でしょう。

 

モバイル全画面広告とは?

「モバイル全画面広告」は、その名の通り、スマホ画面全面に広告が表示される広告の事です。

画面を読み込んだ際に全画面に表示され、広告にある「×」マークを押して表示を消す必要があります。

これはページの遷移時に表示されますが、サイト閲覧開始時には表示されない仕様となっています。

 

アンカー広告とモバイル全画面広告で収益アップする?

目に触れる機会が多く、クリックされる確率も高いとあって、収益アップ目的で利用している人が多いはずです。

しかし、実際に収益アップにつながるかどうかは設置してみなければわからないようです。

というのも、特に「モバイル全画面広告」に関していえば、鬱陶しいと感じるユーザーも少なくありません。

それが原因でアクセス数(PV数)自体が大きく減ってしまったというサイトもあるようです。

「ページ単位の広告」を利用する場合には実際に設定してみて、自分のサイトではどうなるのか、という試験的な運用をするのが良いと思います。

それで特にアクセス数などに影響がない場合には、これまでよりもクリック数が上がるかもしれませんね。

アンカー広告とモバイル全画面広告の単価は、モバイル全画面広告の方が高いようです。

どちらの方がクリック率が上がるのか、アクセス数がキープできるのか、などを考えて設置する広告を検討してみてくださいね!

 

アドセンス「ページ単位の広告(自動広告)」設定方法・手順

では実際に「ページ単位の広告」を利用する場合の設定手順についてご紹介していきましょう。

メリットの一つとして“設定の簡単さ”が挙げられるくらい設定は簡単です!

 

「ページ単位の広告」を設置する方法

アドセンス ページ単位の広告 設定 アドセンス ページ単位の広告 設定
  1. Googleアドセンスの管理画面にログインする
  2. 管理画面左メニューの広告の設定の中にある自動広告をクリック
  3. 開始するをクリック
  4. 画面下にコードを取得できるボタンがあるのでクリックし、コードを取得
  5. そのまま、あなたのサイトのheadタグ内に、そのコードを貼りつける(WordPressサイトの場合は、header.phpファイルの</head>タグの直前に貼りつけます。)
  6. コードを貼りつけたらファイルを更新をクリックする

設置するための設定は以上となります。

難しい事はありませんね。

しいていうなら、コピーしたコードを間違いなく全て<head>タグに貼り付けるようにしましょう。

 

設置後は正しく表示されるか必ずテスト実施を!

正しい表示がされているのか、ご自身でテストを必ず行いましょう。

先ほどコードを取得したところよりも下部に、テストを実施と書かれたボタンがあると思います。

そこにも書かれている通り、ご自身のサイトURLの後に「#googleads」を付けてアクセスをします。

正しく設定されていた場合は、「ページ単位の広告」が表示されますので、問題なく表示されているかを確認してみてくださいね。

 

「ページ単位の広告」で表示する種類の設定方法

上記でご説明した「アンカー広告」や「モバイル全画面広告」など、表示させる広告の種類を選択しましょう。

アドセンスの管理画面にログインし、管理画面左メニューの広告の設定の中にあるページ単位の広告をクリックすると、画面中央に“広告のフォーマット”が2種類表示されると思います。

こちらの一番右側の「ステータス」の欄にあるボタンでON/OFFを切り替えます。

もし両方ともをONにした状態であれば両方表示されますし、どちらか一方を表示させたい場合には片方をOFFにする設定を行ってください。

 

「ページ単位の広告」の収益性を確認する方法

アドセンス ページ単位の広告 設定

上記でご紹介した通り、「ページ単位の広告」はどんなサイトにでも効果がある広告というわけではありません。

「ページ単位の広告」が原因でアクセス数が激減するようであれば、利用しない方が得策と言えるでしょう。

「ページ単位の広告」の表示回数などをしっかりと確認してデータ解析する事が収益に近づくために必要不可欠となりますので、どうやって確認をするのか覚えておきましょう!

「ページ単位の広告」は広告コードが1種類しかないため、サイトごとに変えることができませんが、今回はサイト毎に収益性を確認する方法をご紹介します。

これでサイトを複数利用している場合でも、一つ一つのサイトのデータを確認する事ができますのでお試しください。

 

手順

アドセンス ページ単位の広告 設定
  1. アドセンス管理画面にログインする
  2. メニューから[パフォーマンスレポート]を選択
  3. [詳細レポート]をクリック
  4. 左側メニューの中から[広告の動作]をクリック
  5. レポートタイプの[+追加]をクリックした中から、[サイト]をクリック
  6. 下にあるフィルタと書かれた窓の[追加]をクリック
  7. [広告の動作]をクリック
  8. [アンカー広告]と[モバイル全画面広告]にチェックを入れて適用ボタンをクリック

この状態でサイトごとのレポートを確認する事ができるようになります。

表の[広告の動作 ▼]をクリックして並び替えると見やすくなりますよ。

サイト別に「アンカー広告」と「モバイル全面広告」の収益性を確認してみて、継続して使用するかの判断に役立ててみてくださいね!

 

『アドセンス ページ単位 広告 設定』まとめ

今回は、アドセンスの「ページ単位の広告」について概要や設定方法について詳しくご紹介してきました。

皆さんの中にも、ご自身のサイトへのアクセスのうち、半数くらいはスマホからのアクセスという方も多い事でしょう。

実際私自身もPCで作業を行っていますが、普段ネットニュースなどでインターネットを利用するときにはスマホが多いです。

というように、そんなスマホユーザーが使いやすいようにを意識しているのもグーグルの最近の傾向ですね。

ただ、ご自身のサイトの収益が減ってしまっては、いくらGoogleのおすすめ機能だからと言ってそのまま利用し続けるわけにはいきません。

まだ、始まってからそれほど時間が経っていない新しい広告という事もあり、今後「ページ単位の広告」の種類が増える可能性もありますので、まずはテスト感覚で試してみて下さいね。

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