今回は、アドセンスが特定のページだけ非表示になる、表示されたりされなかったりする現象の原因や対処法を詳しく解説していきます。
自分のサイトをチェックしていると、「あれ?この記事だけアドセンスの表示が無い…なんで?」という経験をされた方も多いのではないでしょうか?
その原因を特定するのは難しく、可能性がある項目を1つずつ対策していかなければいけないので、結構大変な作業になる可能性があります。
だからと言ってそのままほったらかしにするのは、何よりも良くないですね。
極論を言えば、今後アドセンスが利用できなくなってしまってもおかしくありませんよ。
では、そうならないためにはどうすれば良いのか?
早速、アドセンスが特定のページだけ非表示になったり、表示されたりされなかったりする時にやるべき事についてご紹介していきましょう!
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この記事で書かれている内容
アドセンスが特定のページで表示されない時に最初に確認すべき事とは?
何気なくサイトをチェックしていて、アドセンスがちゃんと表示されていないページを見つけた時、焦ってしまいますよね。
慌てて何が原因か?と探りながら、色々と変更をしてしまう人も多いんです。
でも、色々と変更をした結果、全てのページのアドセンスの表示がおかしくなったり、原因が余計に分からなくなってしまうケースもあります。
特に、あまりブログの構築に関する知識をお持ちでない方は、設定を変更した結果、元に戻せなくなってしまう危険性もありますよね。
慌ててしまう気持ちもわかりますが、まずは落ち着いて、現状を把握する事が大切です!
まずは原因を探すために様々な設定を変更する前に、本当にアドセンスが表示されていないのか?を疑ってみましょう。
他の端末から見ても表示されないのか?
あなたがブログ運営をしているパソコンから見て、アドセンスが表示されていない記事がある!と発見した場合、まずは他のデバイス(スマホなど)から見た時にも表示されていないのか?は必ずチェックしてください。
アドセンスが表示されていない事に気が付くと、ほとんどの人が「どうして?」と原因を探し始めてしまうと思います。
ただ、実はあなたの画面に表示がされていないだけで、他の人からは問題なく見れているケースは非常に多いです。
他の人の画面にアドセンスがちゃんと表示されているのであれば、しっかりと収益も発生しますし、この場合の対処は必要ありません。
まずは、自分で所有している他のデバイスから見ても表示されていないのか?を確認してみてくださいね。
他の端末から確認できない場合
サイトを確認できる端末を他に所有していない場合などは、アドセンスのレポートを参照してみましょう。
アドセンスにログインし、左側のメニューからレポートを選択すると、日別のデータが表示されます。
この時着目するのは、「表示回数」です。
表示回数とは、“広告が表示された回数”が表示されています。
例えば、1ページに広告が3ヵ所設置されていた場合、最後まで記事を読んでもらう事ができれば、ページビュー1に対し、表示回数は3となります。
この「表示回数」が明らかに少ない、前日までのデータと比べて急激に下がっているという場合には、他の人の画面にもアドセンスが表示されていない可能性がありますね。
一つの判断材料になりますので、アドセンスがちゃんと表示されているのか?と不安を感じた時にはご覧になってみてください。
アドセンスが表示されたりされなかったり、特定のページだけ非表示になる原因は?
では、上記の方法で、他の人の画面にもアドセンスが表示されていない可能性があると分かった場合は、その原因について探っていきましょう。
例えば、アドセンスの表示がされていない事に気づく前日までに
- 設定の変更を行った
- プラグインを導入した
- アップデートを行った
など、サイトに変更を加えていた場合、それが原因となっている可能性は考えられます。
もし、簡単に元に戻せる設定などがあれば、戻してみて、アドセンスが表示されるか否かを確認する事で原因の手がかりが掴めるかもしれません。
他にも、原因となっている可能性が考えられる事を下記でご紹介していきますので、当てはまっていないか?をチェックしてみてください。
アドセンスの表示ができない原因で多いのは?
アドセンスが表示されなくなってしまう原因として多いのは、
- 規約違反の内容が書かれている
- 広告を取得して間もない
- 同一ページ内の広告タグが多い
- ブラウザや閲覧端末に原因がある
- コードの改変で不安定になっている
などが考えられます。
規約違反の内容が書かれている
アドセンスのポリシーを違反してしまうと、アカウントの停止や解除になる可能性がある事はご存知ですよね。
それ以外にも、禁止コンテンツを含むコンテンツにはアドセンスを表示させないなどの措置が取られる場合もあります。
つまり、禁止コンテンツを含む記事や、ポリシー違反をしている記事には、アドセンス広告が表示されないという事です。
もしアドセンス広告が表示されない特定の記事があるという場合は、
- 禁止されている単語が含まれていないか?
- 他の規約に触れるような文章や画像が無いか?
を確認し、単語を言い換えたり、画像を取り除くなどすれば解決する可能性があります。
どれが違反なのか?が分からないという方は、改めてアドセンスのポリシーを見直して、照らし合わせて考えてみてくださいね。
広告を取得して間もない
Googleアドセンスの審査に合格して間もない時や、広告ユニットを作成したばかりの時は、広告コードを設置しても正しく表示されない場合があります。
新規作成の広告ユニットは、作成後最大で48時間は様子をみること。
通常であればそこまで時間が掛かることはほとんど無く、1時間程度で反映される場合が多いんですが、稀に時間が必要なケースがあるようです。
もしも表示されないページの広告ユニットが新規でつくったばかりの場合には、数時間待ってみることも大切です。
時間が解決してくれない場合には、他の原因を疑い、対処を試していきましょう。
同一ページ内の広告タグが多い
1ページ内の広告設置数の上限は撤回され、制限無く、設置が可能となりましたよね。
ただ、それと同時に、コンテンツ量以上の広告を設置してはいけないという規約が追加されています。
つまり、文字数が少ない記事は広告も減らす必要があるという事です。
もし広告が表示されない記事の文字数が比較的少ない状況であれば、追記をしてボリュームを増やすか、広告を減らしてみると良いでしょう。
他にも、色々なアフィリエイト関連のタグが多いと表示されません。
これは意外な事実として認知されていない項目ですね。
広告が多すぎるページの場合だとアドセンスが表示されないケースもあるようですので、アドセンス以外の広告サービスも併用している人はご注意ください。
ブラウザや閲覧端末に原因がある
このパターンは案外見過ごされていることが多いのですが、あなたがブログを閲覧しているパソコンや、使用しているブラウザに広告非表示の原因があることがあります。
例えば、GoogleChromeを利用していて、JavaScriptをオフの状態にしていると広告は表示されません。
この場合、Safariなど別のブラウザを使用してみるとアドセンスが表示されますね。
そうして閲覧しているブラウザや端末が影響して、広告が表示されなくなってしまっているパターンというのも原因として考えておきましょう。
設定に問題が無い場合にも、ブラウザを閉じて開きなおしたり、端末を再起動する事で改善する事もあります。
もし設定を変えていないという方は試してみてくださいね。
コード改変が原因で不安定になっている
アドセンスのコードは、広告ユニットを作成した状態のままで使うのが一番良いとされています。
例えば、中央に表示したい、サイズを指定したい、などの理由でタグを組み合わせて設定する場合もありますよね。
タグでアドセンスコードを囲う行為事態に問題はないんですが、そのタグが原因で表示を不安定にさせている可能性があるんです。
この場合、使用するタグを変えたり、タグの使用をやめプラグインを使う事で解決する可能性があります。
まずは、コピーしてきた広告コードを直接貼り付け、ちゃんとアドセンスが表示されるか?を確認し、もし問題が無いようであれば使用していたタグが原因の可能性が高いですので、他の方法で希望通りに表示ができないか?を探ってみましょう。
アドセンスの仕様変更が原因の可能性も?
もうひとつ、アドセンスが表示されなくなってしまった要因の一つとして考えられるのが、アドセンスの仕様変更です。
これまでの仕様では、広告コードが設置してコンテンツを作成すれば、内容がどんなコンテンツであっても、すぐに広告が表示されていました。
しかし、2017年12月半ば頃からブランドプロテクションと呼ばれる広告配信の仕様変更が行われました。
それにより、AdSenseのクローラーがURLの解析を行なった後に広告を配信するように仕様が変更されています。
つまり、クローラーの解析が行われていないURLには広告は配信されないということです。
新しく公開したばかりの記事は、すぐにはクローラーの解析が行われないため、公開からアドセンスの表示までに多少のタイムラグが起こる場合があります。
他にも、暫くの間アクセスのない古い記事や、手の加えられていない未更新の記事には、クローラーも暫くの間、訪問していない状態となっていることが多いです。
その様なページが久しぶりに表示された場合、その時点では広告の一部、または全てが表示されない場合があるんです。
この仕様変更をご存じない方もいらっしゃると思いますが、今後はこの仕様の上でアドセンスを利用していく事になりますので、理解しておきましょう!
ブランドプロテクションの対策は?
新しく投稿した時に、広告が非表示になってしまうタイムラグに関しては、仕様変更時に比べ、かなり改善をされています。
ただ、ブログ運営者として気を付けなければいけないのは、
- しばらく閲覧されていない記事
- しばらく更新をしていない記事やサイト
この2つです。
上記した通り、しばらくの間誰もそのページを開いていない状況が続くと、久しぶりに開かれた時に広告が非表示になってしまうんです。
あんまり見られないなら問題ない…と思うかもしれませんが、せっかく閲覧する人が開いても、「スポンサーリンク」の文字だけが表示され、その下が空欄ではあまり印象はよくありませんよね。
さらに今後SEO的にも、カバレッジが低いサイト=評価が低いサイトとされる可能性も否定できません。
そうならないためには、
- 記事のリライトをする
- 新規記事を作成する
- あまりアクセスのない記事を統合・非公開などの整理をする
などの作業が必要になるでしょう。
もし、他記事のリンクを貼っている場合などにも併せて対応が必要ですね。
少々面倒だと感じるかもしれませんが、アドセンスを利用している以上今後は必要になる作業ですので、合間時間を上手に使って、手を加えていきましょう。
アドセンスが特定のページだけ非表示の時は記事の修正(リライト)がオススメ!
ここまでもアドセンス広告が表示されない場合の対処方法について少しずつ触れてきましたが、ここからはより詳細で効果的な対処方法についてご紹介をしていきます。
上記したような方法で改善が見られなかった場合には、「コンテンツの修正」がおすすめです。
特にアドセンスが表示されなくなってしまう原因として多い、禁止コンテンツに触れてしまった場合にも有効な手段です。
禁止コンテンツが含まれているかも?と不安を感じる方は、積極的に取り組んでいきましょう。
コンテンツをリライト・削除する
禁止コンテンツが含まれているかどうか?を1記事ずつ調べていくのはかなり骨の折れる作業ですよね。
ただ、アドセンスが突然特定の記事で表示されなくなった、という場合には禁止コンテンツが含まれている可能性はとても高いです。
禁止コンテンツが含まれている可能性がある記事をそのままにしておいて、アカウントが停止されるような事態になれば、収益にも大打撃ですよね。
そうならないためにも、規約に則る事はとても大切ですので、違反の可能性がある記事は一つずつ対処していかなければいけません。
そこで選べる手段は2つになります。
- リライトをして新たに公開する
- 削除する
私は、①のリライトがオススメです。
理由は色々ありますが、何と言ってもせっかく作った記事を消すのは勿体ないですよね。
すでにアクセスがある記事であれば削除によりアクセスや収益が減少してしまう可能性もあるため、なおさら、削除はオススメできません。
ただ、もし万が一、アドセンスが表示されない記事がたくさんある場合や、どこをリライトしたら良いのか見当もつかないという方は削除も仕方ない…という場合もあると思います。
アドセンスが表示されない記事を、リライトして新しく生まれ変わらせるのか?削除して1から新しく作成をするのか?は、あなたの判断となりますので、記事を見て判断してみてくださいね。
リライトする時のポイントは?
具体的に、リライトをする時に気を付けなければならないのは、
- 単語に注意する
- 画像に注意する
この2点を念頭に置いてリライトしていきましょう。
アドセンスの規則違反として捉えられるのは、「単語」そのものです。
文章や文脈がどんなに下手であっても、規約違反にはなりません。
それよりも、禁止コンテンツに該当する「単語」を使用している事が問題となっているはずです。
禁止コンテンツに含まれそうな単語をダイレクトに使用されている場合は、少し遠回しな表現や、小説の文章のように置き換えてみてください。
もちろんそれは本文中だけでなくタイトルにも同様で、何か規約に触れていそうなキーワードがあればタイトルから変えていくようにしましょう。
この時、あまり大幅にタイトルを変えるのは好ましくないので、できるだけ最小限の変更に収める事を心がけてみてくださいね。
画像についても、過激な画像や一般人の画像などは使わないのは、当たり前です。
自分的にはセクシーな画像だと思っていなくても、Googleのクローラーが露出が多い画像として判断している可能性もありますし、これ危ないかな?と迷うような画像であれば、他の画像に置き換えるか、取り除くのがオススメですよ。
コンテンツのボリュームを増やすのも有効?
もし、可能であれば、リライトと合わせてコンテンツのボリュームを増やしてみるのも効果的です。
アドセンスの現在の規約は、コンテンツのボリュームを広告が上回らない事が前提となっている事は上記でもご説明しました。
もし広告が多いと判断されてしまった場合は、自動的に非表示されてしまう場合があるようです。
上回っているか否かの判断はとても難しいのですが、コンテンツのボリュームは見づらくならない限り、多いに越したことはありません。
補足や、自分の感想などを加えて、独自の視点で文章を書く事で評価が上がる可能性もありますし、きっとプラス要素になってくれると思います。
リライトと合わせて、コンテンツの充実も狙っていくようにしましょう!
『アドセンス 特定のページ 非表示 表示されたりされなかったり』まとめ
今回は、アドセンスが特定のページだけ非表示になる、表示されたりされなかったりする現象の原因や対処法をご紹介してきました。
もし、全てのページに表示が出ない場合は、他の原因が予想されますので、原因に合わせた対処を行ってくださいね。
一部で表示がされない、特定のページだけ表示がされないという場合には、禁止コンテンツに触れているなどのポリシー違反に該当する可能性が高いと思います。
コンテンツの見直しをする事で改善できるので、アドセンスが表示されない記事を、上から下まで再確認してみてくださいね。
アドセンスは大切な収入源となりますし、せっかく合格できたのだから長く使っていきたいですよね。
アカウントの停止など防ぐためにも、今のうちからできる事は全て行っておきましょう!