今回は、A8.netのインプレッションとクリックの意味や違い、インプレッションが0のままカウントされない原因・対策について詳しくご説明していきます。
A8.netにログインをすると、即座に目に飛び込んでくる「簡易レポート」の数値。
それに、一喜一憂されている方も多いのではないでしょうか?!
特に、アフィリエイトを始めた時、最初に0から数字が変わった時はとても感激して嬉しかったのを私も覚えています。
しかし、簡易レポートは「増えた!」と喜ぶためにあるものではなく、そのデータを使って今後に活かしていくためにあります。
そこで今回は、A8.netのインプレッションとクリックの関係性について詳しくご紹介していきます。
また、インプレッションがカウントされずに困っている方に向けて対処法もお届けしていきますので、是非ご活用ください。
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この記事で書かれている内容
A8.netのインプレションとクリック数の違いを解説
A8.netのレポートで「インプレッション」と「クリック」という表示がありますが、一体どう意味合いが違うのか?ご存知ですか?!
どちらも広告に関する数値になりますが、表している数字は全く別の意味合いになります。
といっても、「クリック」と言うのはクリックするという意味というのは分かる方も多いとは思いますが、「インプレッション」という意味が分からないんですよね。
インプレッションの意味とは?
インプレッションとは「広告が何回ブログ(サイト)で表示されたかを示す数値」の事をいいます。
この時気を付けたいのは、記事を閲覧された回数(アクセス数)ではなく、広告が表示された回数だという事。
例えば、1記事に5個の広告を掲載していて最初から最後まで閲覧された場合、ユーザーの目に触れた広告は5回となるので、インプレッションは「5」でカウントされます。
これには、テキスト・バナー両方が含まれますので、“テキスト×2、バナー×3”が貼ってある記事でもインプレッションは「5」。
もちろん、“バナー×5”が貼ってある記事でもインプレッションは「5」と表示されます。
記事の途中で離脱された場合は?
先程も言ったように表示されてカウントが1つつきます。
つまり、ユーザーがあなたの記事を閲覧していても、広告が表示されなかった場合には、インプレッションはカウントされません。
あなたも、インターネットを見ていて検索結果からタイトルをクリックした後、ページの読み込みに数秒間の時間が掛かってイライラした経験があるのではないでしょうか?
そういった場合も、読み込みの最中にユーザーが記事を読むのを辞めて離れてしまった場合、記事に掲載している広告は、画面に表示されていないためインプレッションはカウントされません。
もちろん、途中までしか記事を読まれなかった場合も同様で、離脱した画面より下に掲載していた広告は表示されていないため、カウントはされないという事は覚えておいて下さいね。
クリックの意味とは?
クリックは特に理解に苦しむ事は無いと思いますが、その名の通り、「ユーザーに広告をクリックされた回数」の事をいいます。
例えば、1記事に5箇所広告を掲載していて、記事を閲覧したユーザーが広告をクリックした場合に、クリックのカウントが「1」になります。
広告をクリックすると広告主のページに飛ぶため、“1記事につき1クリック”となる場合がほとんどですね。
という事は、1記事の中に5箇所広告を掲載していて、全ての広告が表示されて1箇所の広告がクリックされた場合は、インプレッションは「5」、クリックは「1」という数値になるというわけです。
しかし、大抵の場合は『インプレッション>クリック』なので、あまりにもクリックが0が続くのであれば、何かしら見直す必要があるという事になります。
自分のアクセスはカウントされてしまうって本当?
記事を作成している最中や公開する際に、広告の表示や文章を確認するために実際に記事を表示させますよね。
特に最初の頃は、おかしな表示が無いか?というのを何度も確認される方も多いのではないでしょうか。
ここで覚えておいてほしい事が、画面に広告が表示されていた場合は、インプレッションの数字はカウントされるのか?
答えは、カウント「されます」!
そのため、記事を確認すればするほどインプレッションの数だけが増えていき、インプレッションに対してのクリック数は伸びないので、クリックが少ないと感じるという場合もあるという事を覚えておきましょう。
A8.netのインプレッションがカウントされない原因・対処法
ここまでインプレッションとクリックの表示の意味について詳しくご紹介をしてきました。
しかし、時々「クリックがカウントされているのに、インプレッションが0のまま」という状況があります。
これってどういう意味なのか?!
インプレッションがカウントされてクリックが0のまま、なら単にクリックされていないだけなので理解は簡単ですが、クリック数があるのに、インプレッションがないのは明らかにおかしいですよね。
ちゃんとしたデータが取れないことはもちろん、もしも成果が計測できでいなかったとしたら、データ分析もできないですからね。
そこで、4つの原因と対処方法について解説していきますので、もし今現在インプレッションがカウントされずにお困りの方は是非試してみてくださいね。
1ピクセル×1ピクセルのタグが抜けている
バナー素材やテキスト素材に
付属している1ピクセル×1ピクセルのコードが含まれていない場合は、
インプレッションをカウントすることが出来ません。
A8.netにインプレッションがカウントされない事を問い合わせした場合に、担当者から最初に言われるのが下記になります。
『<img border=”0″ width=”1″ height=”1″ src=”http://〜〜” alt=””>』
このコードが「1ピクセル×1ピクセルのコード」です。
これがアフィリエイトリンクから抜けているとインプレッションがカウントできないといった事が起きてしまいます。
ご自身でコードを抜いた覚えはないという場合にも、実際に確認してみると抜けている場合が多く、この原因でインプレッションがカウントされていないといった事が起きるのです。
「フリー素材」には、A8.netのシステム仕様でインプレッション数をカウントするための「1ピクセル×1ピクセルのコード」がもともと組み込まれていません。
だからこそ、貼り付けている広告コードに「1ピクセル×1ピクセルのコード」が入っているか?を今一度確認してみて下さいね。
キャッシュ機能が悪さをしている
上記の「1ピクセル×1ピクセルのコード」がちゃんと入っている場合でも、キャッシュ機能によりインプレッションがカウントされない事がありえます。
キャッシュ機能とは、一度表示させたページをデータとして記録しておき、二度目以降の表示の時に蓄積されたデータを使う事で早く表示させることができる機能の事をいいます。
同じページを複数回閲覧する時には、画像などの容量の大きな読み込みもキャッシュ機能が働いて表示が速くなる、という仕組みですね。
キャッシュ機能は時短として便利な機能なのですが、インプレションの場合は蓄積されたデータが使用される事でカウントされない事があるので、注意してくださいね。
広告コードが自動で変わっている
広告コードを貼り付ける時に間違いないと確認をしても、どうしてもインプレッションがカウントされない場合には、設置した後の広告コードも念のため確認してみてください。
というのも、WordPressやスタイルシート、Javaを設定している場合などに、広告コードが自動的に変わってしまう場合がありえるんですよね。
他にも、Wordpressを使用していて、iPhoneのWordpressアプリから更新をした場合に変わってしまう可能性もあります。
①の対処を行っても改善されない場合は、設置して公開した後の広告コードも確認してみる事もオススメします。
A8.netでインプレッションに対してクリック数が少ない時の対処法は?
インプレッションは徐々に増えているのに、全然クリック数が増えない…とお悩みの方もいると思います。
実査には、クリックされなければ、ユーザーに広告(案件)を購入してもらえるという事もなく、収益額も上がらないですし、やっぱりアフィリエイトをやる以上、1円でも多く稼ぎたいですもんね。
そう考える上で、クリックされる回数やコンバージョンを上げていく事ってとても大切です。
クリック数を増やすコツは?
では、どうすればクリックしてもらえる回数を増やす事ができるのか?
これに関しては、運営しているブログ(サイト)やジャンルにも異なってくるので、一概に正解だというものはないのですが、
考えられる事は、
- 広告(バナー・リンク)の配置が悪い
- 記事内で広告をクリックされるまでの導線ができていない
が考えられます。
広告(バナー・リンク)の配置が悪い
まず、広告に興味を持ってもらうためには、広告が閲覧してくれるユーザーの目に留まる必要がありますよね。
よくあるケースとして、ページの最下部にだけアフィリエイト広告を入れているブログ(サイト)がありますが、これってページを最後まで読んでもらわらないと広告を見る機会すらないんですよね。
つまり、ページ下部の広告はクリックされやすいと言われていますが、それはあくまでも最後まで見てもらえた場合の話なんです。
そのため、もし現在ページ下部にしか広告を設置していないという方は、記事の中央付近にも広告を設置してみてはいかがでしょうか?
記事の中に広告を表示させる場合、バナー広告だと邪魔になり抵抗があるという方は、テキスト広告を使うなど、見やすさにもこだわってもいいかもしれませんね。
逆に記事下に設置する広告はテキスト広告よりもバナー広告の方が目立つので、目を引きやすくなるのでオススメです。
記事内で広告をクリックさせる導線ができていない
これって、できているようであまりできていないという方が多いように思えます。
というのも、ただ広告を設置しても商品(案件)は売れません。
だって、あなたもいきなり電気屋で
って押し売りされたら、嫌ではないですか?
大抵の人は嫌な気持ちを抱きますし、「何?」って気持ちになりますよね。
やっぱりそういったユーザーに対して、嫌な気持ちをさせずに訴求するための文章が必要になるのです。
どういった人に向けて、どういうメリットがあって、この広告を貼っているのかを説明する必要があるという事になります。
それをやるにしても、パソナの法則を学ぶと訴求文の書き方が見えてくると思いますので、是非それを学ぶ事をオススメします。
「急がなきゃ!」「今しか買えない!」という消費者の購入意欲を高める事にもつながりますし、広告の商品に最初は興味がなくても、この単語を見て反応する方もいらっしゃるはずです。
「期間限定」「数量限定」などの単語を使う場合、少し大きい文字サイズにしたり、色を変えて目立たせるといった工夫も有効です。
それにより目に留まるきっかけを作り、クリックにつなげる事ができますので、まずはインプレッション数をクリック数につなげられる訴求文を作成するようにしていきましょう!
プラグラム・ページ別にクリックを調べる方法
A8.netの簡易レポートは累計の表示となっているため、どの広告がクリックされたのか?というのは一目で判断する事はできません。
ただ、これを知る事でもっとクリック数を増やしたり成約に結び付ける事も可能になります。
というのも、クリックされやすい広告や記事が決まっているのであれば、例えばその広告に試行した工夫を他の広告にも適用してみたり、記事に手を加えてさらに上位表示を狙っていけるからです。
こうしてパワーアップする事で報酬の底上げにつながります。
つまり、詳細レポートを見る事で、
- どの広告がクリックされているのか?
- どのページの広告がクリックされているのか?
を調べる事ができますので、実際にご覧になってみてください。
広告別のクリック数とインプレッション数を見る手順
- A8.netにログインをする
- トップページの簡易レポート下にある「詳細レポート」をクリック
- 成果報酬レポート欄にある「プログラム別」をクリック
クリック数・インプレッション数に加えて報酬まで確認する事ができます。
単価により、クリック回数は少ないのに報酬が大きい場合もありますので、報酬まで参考にすると良いですね。
ブログ別のクリック数とインプレッション数を見る手順
- A8.netにログインをする
- トップページの簡易レポート下にある「詳細レポート」をクリック
- 成果報酬レポート欄にある「サイト別」をクリック
ここではブログ(サイト)別にクリック数やインプレッション数を確認する事ができます。
また、この方法で見ることができるクリック数はある一定期間のものを集計したものになります。
日単位で見たい場合は、下の集計期間の始まりと終わりを、例えば「2019/1/1〜2019/1/1」のように同じ日を指定する事で、その日1日間のデータを確認する事もできますよ。
この方法は「プログラム別」でも使用可能です!
※ブログ(サイト)別クリック数は、きちんとサイトをA8に登録していて、それぞれのブログ(サイト)ごとに広告リンクコードを生成していないと反映されませんので注意くださいね。
特定の広告のブログ別クリック数とインプレッション数を見る手順
- A8.netにログインをする
- トップページのプログラム管理から「参加中プログラム」をクリック
- データを見たい広告の「レポート」をクリック
- レポートタイプに「素材別トラフィックレポート」を選択し、「レポート生成」をクリック
上記でご紹介したサイト別のレポートの見方の場合、どの広告がクリックされたのか?という事までは確認する事ができませんでした。
しかし、この方法では、広告ごとにどのサイトで何回クリックされたのか?を調べる事ができるので、より詳しくレポートを見たい時に便利です。
どのページから成約があったか知る方法
- A8.netにログインをする
- トップページのレポートから「新レポートβ版」をクリック
- 「コンバージョンリファラーレポート」のタブをクリック
ここでは「サイト」ではなく、成約があったページのURLが表示されるので「記事」まで特定する事ができます。
また、URLの左側に「スマホ」などデバイスの情報まで表示されるので、スマホが多いようであれば、スマホのデザインの改善に力を入れるなど効率的に取捨選択できます。
このコンバージョンリファラーレポートは31日間ずつしか参照できません。なので過去の情報を見る場合は、期間の最初と最後を調整し31日間以内にして「検索」をしてみてくださいね。
『A8.net インプレッション クリック』まとめ
今回は、A8.netのインプレッションとクリックの意味や、インプレッションがカウントされない時の原因についてもご紹介をしてきました。
データ解析を見る時は、どうしても増えている数字に目が行きがちになりますが、実は少ない所に目をやる事も大切です。
何で少ないのか?なんで増えないのか?について試行錯誤する事でもうワンステップ上を目指す事ができるようになります。
さらに、順調に伸びている部分はさらに伸ばしていく事を考えられるとベストです。
レポートの見方は今回この記事をご覧いただいた事でバッチリ理解して頂けたと思いますので、他に何かできる事が無いか?を探してより良くなるように取り組んでみてくださいね。