今回は、ワードプレスのキャッシュ削除するプラグイン「WP Super Cache」の使い方・設定手順について詳しくご説明していきます。
ページ表示速度が遅いページはユーザーから敬遠され、コンバージョン率を下げてしまう原因の1つにもなってしまいます。
また、ページ表示速度はGoogleのランキング要因となっているため、SEOに影響してきます。
つまり、ブログ(サイト)運営を行う上で、ページ表示速度ってとても重要だったりします。
また、ブログへのアクセス増加によりページ表示速度が遅くなり、ユーザーが離脱していくなんて事があったら収益に対しても大きく影響して大損をしてしまう可能性だってあります。
今回、ご紹介するプラグインはそんな時に助けてくれる働きをします。
というわけで今回は、プラグイン「WP Super Cache」の使い方・設定方法について詳しくお届けしていきますので、最後までしっかりとご覧ください。
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この記事で書かれている内容
ワードプレスのキャッシュ系プラグイン「WP Super Cache」とは?
そもそもキャッシュって何?という方もいるかもしれませんね。
スマホなどでもキャッシュ削除の機能があるので、目にした事はある方がほとんどだとは思いますが、キャッシュとは「よく使うデータを早く読み込むために存在するもの」という認識で大丈夫です。
一度開いたブラウザのページをデータとして蓄積しておいて、次に同じページを開こうとした時に瞬時にキャッシュから呼び出す事で、早く表示ができるという仕組みです。
ページの表示速度が遅いと感じる場合がある時、キャッシュを削除する事でページの表示速度を改善することができたりもします。
サイトのURLをクリックした後、ページが表示されるまで何秒も掛かっていると、あなたもイライラしませんか?
というように、ユーザーも同様です。
ページの表示速度はユーザーの離脱率にも大きく関わってくるというわけです。
それでは、キャッシュを削除するためのオススメのプラグイン「WP Super Cache」について詳しくご紹介していきます。
その時に、素人だった私はサーバーダウンかサーバーに問題があるのかとか疑いました。
それで早速、エックスサーバーに問い合わせて、サーバー容量を上げた方がいいのか問い合わせたんですよね。
そしたら、返答はサーバーは問題ないと、キャッシュの問題だと言われました。
キャッシュ?その時、初めて色々調べまくってキャッシュプラグインの事を知りました。
その時は「WP Super Cache」のおかげで、サイトは軽くなったのですが、しかし、サーバーとか色々相性とかもあるみたいなので、それ以来私は新しくサイトを立ち上げたらこのプラグインを初めに有効化するようにしました。
1番初めからなら、リスクも最小限ですからね。
アクセス増加でサイトが重くなった場合に役立つプラグイン「WP Super Cache」
「WP Super Cache」とは、WordPressのサイトから静的なHTMLを作ることでキャッシュ処理を行い、ページ表示速度を改善するプラグインです。
このプラグインを利用すると、ページの表示が速くなる他にも、キャッシュを生成する際の設定を細かく調整する事も可能です。
かなりシンプルで、日本語化されている部分も多く、初心者でも簡単に使うことができるのでとてもオススメ。
「WordPress.com」の開発・運営元の Automattic社が提供するプラグインなので、継続的なメンテナンスも期待できます。
実際にとてもこまめなアップデートが行われています。
ちなみに、「推奨」と表示されている設定だけで簡単に利用できるのであまりプラグインの設定など得意ではないという方にも簡単に利用頂けるおすすめプラグインになります。
「WP Super Cache」を利用する時の注意点
「WP Super Cache」をインストールして有効化してる方はとても多いのですが、使い始めた方が一度は踏み入るであろうトラブルが“キャッシュの削除忘れ”です。
例えば何かサイトに修正を加えた時、キャッシュの削除を行わなければ、修正前の状態のキャッシュが表示されるため、新しい内容が表示されなかったりします。
修正は完了しているのに、目視で確認できず前の状態のままとなれば、修正の完了方法が間違っているのかも?と悩んだ経験がある方もいるのでは?!
これもキャッシュが原因です。
そういった時は、ちなみに、シークレットモードで確認するようにしましょう。
シークレットモードはキャッシュ関係なく、見れますのですぐに検索して確認できますので、おすすめです。
ワードプレスキャッシュ系プラグイン「WP Super Cache」の使い方・設定手順
まずは、「WP Super Cache」のインストール方法からご紹介していきます。
ただし「WP Super Cache」がデフォルトで既にインストールされている場合があります。
その場合もう一度インストールをする必要はありませんので、“有効化”から作業を進めてくださいね。
インストール手順
「WP Super Cache」のインストールは、
- WordPress管理画面→プラグイン→ 新規追加→「WP Super Cache」で検索
- WP Super Cache公式サイトからダウンロード
のどちらかでやりやすい方法で行って頂いてOKです。
ただ、プラグインのインストールや追加はワードプレスを利用する上で何度も操作することなので、①の方法で慣れておくのもオススメです。
①の手順で進めていく場合には、「WP Super Cache」で検索をしたら、今すぐインストールをクリックすれば完了です。
インストールが完了したら、プラグインを有効化してください。
「インストール済みプラグイン」の項目の中に、「WP Super Cache」がありますので、「有効化」を選択します。
有効化すると、プラグイン一覧の上部に「WP Super Cache は停止中です」という注意文が表示されます。
「WP Super Cache」の設定をする
プラグイン一覧の中から、「WP Super Cache」を選択して設定をしていきます。
ちなみに、プラグインの管理画面へはダッシュボード→設定→WP Super Cacheの手順でもアクセスすることができますよ♪
ここで必要となる設定は大きく分けて2つあります。
キャッシング利用
- 「wp super cache」の設定画面を開いて、「簡易」タブを選択
- 「キャッシング利用(推奨)」にチェック
- 「ステータスを更新」をクリック
この作業を行うことで、「WP Super Cache」の利用ができるようになります。
特に、推奨で基本は大丈夫だと思います。
設定もすぐ終わるので、是非サイトを立ち上げた際は初めに有効化してみて下さいね。
なんかしら相性が悪かったとしても、なんかおかしいなと思ったら、停止を押せばいいわけですから、特に問題はないと思います。
表示速度が速くなるための設定
一般的なレンタルサーバーを利用されている場合は「推奨」を設定することがオススメです!
いくつかの設定項目があり、その全てに「推奨」がありますので、「推奨」を選んでチェックをつけていきましょう。
- 管理画面上部にあるタブの中から、「詳細」を選択
- 「推奨」を中心にチェック
- すべての設定が完了したら、ページ下部の「更新」ボタンをクリック
ただ一つだけ注意が必要な設定が、「既知のユーザー向けにはページをキャッシュしない。(推奨)」です。
この項目にチェックがついていると、管理者などサイトに携わっている人にはページのキャッシュを行わない設定となります。
そのため、「計測したら速度は上がっているけど、自分は全く実感が無い」という状況になります。
自分でも速度の変化を体感したい場合は、このチェックを外しておいてくださいね。
設定は以上となります。操作自体は難しい事はありませんでしたね。
「WP Super Cache」でワードプレスのキャッシュを削除する方法とは?
上記で少しご説明した通り、何かサイトに修正を加えた時にキャッシュが残っていると、前の状態のキャッシュで表示がされてしまいます。
そのため、新しい内容で表示させる場合には、古いキャッシュを削除する必要が出てきます。
他にも、キャッシュはどんどん蓄積され続けていくため、定期的に削除をしなければ最善の状態は保てないとも言われています。
ではその操作はどうすれば良いのでしょうか?実際の手順をご紹介していきます。
「WP Super Cache」のキャッシュを削除する手順
- 「wp super cache」の設定画面を開いて、「簡易」タブを選択
- 「キャッシュを削除」をクリック
- もう一度似たような表示が出るので、もう一度「キャッシュを削除」をクリック
たったこれだけの作業でワードプレスのキャッシュ削除は完了します。
作業時間自体は数分ですね。
サイトの修正や更新を行った時は必ず忘れずにこの作業も合わせて行うようにしましょう。
急にアクセス増加でサイトが重くなった場合はまずは、
- サーバー会社に問い合わせる
が最優先だと私は思いますので、念頭に置いといて下さいね。
というのも、彼是3年ほどサイト運営をしてきましたが、サーバーが原因だった事も実際にありました。
ページ表示速度を図る外部ツール3選
ページ表示にかかる時間が1秒から6秒に増加すると直帰率は2倍以上になってしまいます。
このように表示速度が遅いサイトでは、表示速度改善の目的はSEOランキングを上げるためではなく、直帰率を下げるために行う事となるでしょう。
実際に、あなたのサイトのページ表示速度はどのぐらいかご存知ですか?
ページ表示速度を図る外部ツールをいくつかご紹介していきます。
TestMySite
Googleが2017年より提供を始めたツールです。
表示速度がわかるほか、表示速度の遅さによる離脱率・業界内での平均速度と比較することが可能です。
同時に、ページがモバイルフレンドリーかどうかもチェックしてくれます。
サイトの現状をざっくりと把握したい場合におすすめです。
PageSpeed Insights
こちらもGoogle提供のツールです。
PageSpeed Insightsは表示速度を計測しているわけではありませんが、表示速度改善のための施策がどれだけ押さえられているかをチェック・点数づけを行い、改善が必要なポイントを指摘してくれます。
Gtmetrix
GtmetrixはPageSpeed Insightsと同様のスコアリングや改善策の提示を行ってくれるほか、ウォーターフォール図によって時間がかかっているファイルを特定したり、そのページの表示速度の履歴を見ることが可能です。
※ウォーターフォールとは、Webページを表示させるために必要なファイルごとに、ファイルサイズや要した時間などを順に(滝が流れ落ちるように)示したものです。
まとめ
今回は、ワードプレスのキャッシュ系プラグイン「WP Super Cache」の設定方法やキャッシュ削除方法をご説明してきました。
これだけで、ページの表示が速くなるの?って初めての方は思いますよね。
そのぐらい設定は簡単で、あっさりできてしまいます。
あなたも、ページの表示速度が遅い場合はキャッシュ系プラグイン「WP Super Cache」を利用する事も検討してみて下さいね。
「WP Super Cache」以外にもキャッシュ系プラグインはあるのですが、キャッシュ系プラグインは色々相性とかもありますので、色々口コミなどを見比べてご使用下さいね。
「WP Super Cache」は比較的簡単に設定できるので、私はオススメします。