今回は、文字列一括置換できるワードプレスプラグイン「Search Regex」の設定や使い方と合わせて、エラーが出てしまう場合の対処法についても詳しくご紹介していきます!
「Search Regex」はブログ内の文字列を一括置換してくれるとても便利なプラグインです。
まだ、必要な状況になった事が無いという方もいるかもしれませんが、長くブログ(サイト)運営を続けていると、情報を新しい物に書き換えたい時が来るんですよね。
例えば、
などなど、ケースは様々ですが、このプラグインはそんな時に本当に作業時間の短縮に非常に役立ちます。
そんな今回は、文字列一括置換できるワードプレスプラグイン「Search Regex」の設定や使い方・エラー時の対処法まで詳しく解説していきますので、最後までしっかりとご覧くださいね。
なぜ私が在宅ワークで、家族全員が楽しめるこんなライフスタイルを送れているのか?
期間限定で、私が自由なライフスタイルを手に入れた方法について特別公開しているので、是非見ていってくださいね。
この記事で書かれている内容
文字列一括置換プラグイン「Search Regex」とは?
「Search Regex」は、それまでに投稿した記事の内容を一部置換する事ができるプラグインです。
例えば、過去の記事で一人称を「わたし」と書いていた場合、その箇所を一括で「私」に変換する事ができます。
他にも、
という場合にも、過去の記事全てのその単語を一度に直す事ができるのです。
会社名を間違えていた場合などは大変失礼に当たりますよね。
その場合も修正漏れを防いで、全てを直す事ができるのでとても便利です。
文章に使われた単語を直す以外にも、URLやコードを置換する事もできるので、変更になった場合でも1件ずつ調べて修正する必要がなくなります。
SSL化させたい時に、“http://”を“https://”に直す作業も、簡単に行える事になりますね。
記事数がたくさんある場合には1件ずつ訂正していくのは気が遠くなる作業ですし、効率的な面から考えてもよくありません。
人力でやる以上、修正漏れが100%無いとは言えませんしね。
そんな時に、非常に役立つ便利なプラグインが「Search Regex」になります。
使う際の注意点
一度置換して、保存したものはもう一度置き換え直す方法以外では元に戻すことはできないため、使用する場合はどの文字列を変更したかを控えておいた方が安全です。
Search Regexを使うと、データベースを書き換えることになりますので、データベースのバックアップを取ってから、Search Regexを使用するのもオススメです。
データベースのバックアップの方法は、契約しているレンタルサーバーで確認してみてくださいね。
SSL化とは?
SSL(Secure Sockets Layer)とはインターネット上の通信を暗号化する技術です。
SSL化されているサイトかどうかは、ブラウザ上部のアドレスバーを見ると分かります。
このように、「保護された通信」と表示がされます。
他にもURLを見て頂くと分かる通り、SSL化されているサイトのURLは、「http://」ではなく「https://」と表示されます。
SSL化するメリットは?
SSL化する目的は「セキュリティ強化」のために行います。
インターネット上のデータ通信は、第三者によって傍受・改ざんされる危険性があります。
例えばインターネットでショッピングを行う時、住所や名前、クレジットカード情報を入力する可能性がありますよね。
その場合、第三者には見られたくない情報ですし、個人情報流出の危険があるとわかればそのサイト自体利用したくありませんよね。
これをSSL化しておくと、データの通信は暗号化して行うため、第三者がもし盗み見たとしても暗号になっているので内容を把握する事が難しくなります。
このように、利用者の方にセキュリティ面で安心して利用して頂けるサイトにするため、企業のサイトはこぞってSSL化を急いでいます。
金融機関のHPなどでも採用されている技術で企業のサイトはほとんどSSL化していると言っても過言ではありません。
SEOには関係する?
SSL化しないと検索順位に影響があるかというと、全てのサイトに影響があるというわけではないようです。
実際にキーワードで検索してみると、上位表示されているサイトの中でも、SSL化していないサイトも存在していますよね。
Googleの説明動画を見てみると、現在の時点で検索結果の影響はほとんど出ていないけれど、可能であれば早めにSSL化しておいた方が良いという内容でした。
直接SEOに関係しないとしても、サイトを利用する方の中にはセキュリティ面に敏感な方もきっといらっしゃいます。
特に個人情報を入力するようなブログサイトではない場合でも、気にする方は気にされるかもしれません。
SSL化しておくことでデメリットを感じる事はほぼありませんし、できる事ならSSL化しておく方が万人受けするサイトを作る事ができるかもしれませんね。
文字列一括置換プラグイン「Search Regex」の使い方・設定方法は?
まず、「Search Regex」をインストールする必要があります。
- WordPress管理画面の左側メニューから「プラグイン」を選択
- 「新規追加」を選択
- 右上の検索窓に「Search Regex」を入力し検索
- 「Search Regex」が表示されたらインストール
- インストールが完了したら「有効化」をクリック
ではインストール完了後からの設定についてご紹介していきます。
「Search Regex」の使う手順
表示が英語なので拒絶反応を示してしまう人もいるかもしれませんが、操作する項目は限られていますのでご安心くださいね。
WordPress管理画面の左側メニューの中にある
- ツール
- Search Regex
を選択してください。
表示される画面が、「Search Regex」の管理画面となり、そこから置換などの全ての操作を行っていく事になります。
基本的な操作
- 「Search pattern」:置き換えしたい文字やタグを入れます。
- 「Replace pattern」:変更したい文字やタグを指定して入れます。
画面中央にある入力欄に、元になる単語と、変更後に表示させたい単語をそれぞれ入力します。
少し下に下がると3種類のボタンがありますね。
- 「Search」ボタン:「Search pattern」で入力した文字を探します。
- 「Replace」ボタン:置換を実行します。
- 「Replace&Save」ボタン:「Search pattern」で入力した文字を探すのと置換を同時にします。
間違った状態での保存を防ぐため、①→②→③の順にクリックするのがオススメです。
都度置換対象が表示されますので、間違いが無いかの確認をしっかりとしましょう。
②を押しただけではまだ置換が保存されていませんので、必ず最後は③を押すようにしてください!
その他の項目の使い方
見てみると、上記の基本操作で使ったボタン以外にもたくさんの項目がありますね。
それらについては、必要に合わせて任意で変更して利用するボタンになります。
【Source】
検索・置換の対象の場所を指定します。
デフォルトは「Post content」となっており、本文中から文字を探す場合には変更する必要はありません。
- Comment author:コメントの名前
- Comment author email:コメントのメールアドレス
- Comment author URL:コメントのURL
- Comment content:コメントの内容
- Post content :記事の本文 ※デフォルト
- Post excerpt:記事の抜粋
- Post meta value:記事のカスタムフィールド
- Post title:記事のタイトル
- Post URL:記事のURL
【Limit to】
一度に置換する上限を選択できます。
よほど記事数が多くない限り、無制限の「No limit」のままでOK!
【Order By】
記事の並び順をAscednding(昇順)にするか、Desending(降順)にするかの選択です。
WordPressでは、記事にIDが自動で割り振られています。
特にどちらでも構いませんのでデフォルトのままでOK!
文字列一括置換プラグイン「Search Regex」エラー時の対処法は?
「Search Regex」で置換ボタンを押した時にエラーが起きてしまった経験がある方もいるかもしれませんね。
中でも多いのが、「Search」ボタンを押すと正しく表示される、いざ「Replace」ボタンを押すと画面が真っ白に…というパターンだと思います。
この原因は、“量の多さ”です。
「Search」ボタンを押すと、該当箇所が何箇所あるのか調べる事ができます。
何件まで1度に置換できるのかは定かではないのですが、その数が1000を超えた時点でエラーが出たという方もいるようです。
画面が真っ白になってしまう場合は?
上記の通り、置換したい単語の量が多すぎる場合にエラーが発生するため、細かく分ける事で問題なく置換ができるようになります。
細かく分ける方法としては、
- 記事の年月日ごとに置換える
- ディレクトリごとに置き換える
などの方法があると思います。
下記では「http://」→「https://」に変更したい場合を例にご紹介していきます!
記事の年月日ごと
例えば今回は、「2013年」の記事に限定して置換する場合の方法です。
元になるURL:http:5hey.jp/wordpress/2013
↓
置換したいURL:https:5hey.jp/wordpress/2013
このようにURLの最後に2013と入力をすると、2014年以降や、2013年より前に更新された記事は該当しません。
この方法で置換すれば、該当件数が減り置換が可能になると思います。
ディレクトリごと
ディレクトリとは、その該当するファイルや記事が入っているフォルダのことを指しています。
例えば、「wp-content」と限定をするとここに含まれているファイルや記事だけが対象となります。
もし、「wp-content」に含まれる該当件数がまだ多い!という場合には、上記の年ごとに置換する方法と組み合わせて、「wp-content/2013」を入力するともっと該当件数を減らす事ができます。
元になる単語を絞って設定する事でエラーが起きずに置換する事ができるようになりますので、是非試してみてくださいね。
『文字列一括置換 プラグイン Search Regex 使い方 エラー』まとめ
今回は、文字列一括置換できるワードプレスプラグイン「Search Regex」の設定や使い方と合わせて、エラーが出てしまう場合の対処法についても詳しく解説してきました。
このプラグインはアフィリエイターにとっては必須プラグインですね。
記事の数は毎日作業していればあっという間に多くなっていきますし、ASP案件(商品)の訴求などを使いまわしている場合、ASPから記載事項の変更を依頼された時、本当に役立つんですよね。
万が一そういった事が起きた時は、数日寝ずに作業しても終わらない作業が一瞬で終わるので是非参考にして下さいね。
他にも便利なプラグインはたくさんあるので、プラグインは色々と知識を深めていきましょう。